【プロ直伝 上達のヒント】
3Wを打ちこなす方法
(上井邦裕)

【フェアウェイウッドのヒント】3Wを打ちこなす方

球のつかまりをよくするには
胸の面を右に向けて振る

上井 邦裕 かみい・くにひろ

1982年生まれ。180㎝、78㎏。チャレンジ1勝。切れ味鋭いショットが武器。今季はシード復帰と悲願のツアー初優勝を目指す。大阪府出身。三好CC所属。

フェアウェイウッドの中でもスプーンはロフトが小さめでシャフトが長いため難しく、ミスヒットが多い。この対策法とは?

スイングの最下点に向けてクラブを振り下ろし、そこからソールを滑らせてレベルブローにインパクトする

胸の開きを抑えれば
球がつかまって3Wを攻略できる

 スプーン(3W)が苦手で、球が上がらない、つかまらないという人は、インパクトでカラダが早く開いている可能性があります。
 トップで「胸の面」を右に向けたら、そこから左に回さずに「右に向けたまま振る」という意識が大切。実際はカラダの回転によって左を向きますが、この意識をもてばカラダの開きを抑えることができます。スイングの最下点に向けてクラブを振り下ろし、ソールを滑らせながらインパクトすれば、球のつかまりがよくなります。

ボール位置は、左足カカトの内側。左右均等の体重配分にして真っすぐ構える

スイングの最下点に向けてクラブを振り下ろす。スイングの最下点を確認しておこう

カラダが早く開いてしまうと、クラブの入射角がバラバラになり、ミスヒットになる

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