
歳をとってもドライバーが飛ばせる!正しいアドレスの作り方
年齢を重ねると体の柔軟性や筋力が低下し、ドライバーが飛ばなくなる。この症状を改善し、飛距離を回復する簡単な方法を教えてもらった。
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体が回しやすくなって楽にスイングできる

体が硬くなる、筋力が落ちて足腰が弱くなるなど、40代になってから加齢による体の変化を痛感するようになったという篠崎紀夫。それをカバーして飛ばすには、日ごろのストレッチやトレーニングに加え、ドライバーの構え方が重要なポイントだという。
「若いころのように前傾角度を深くして構えると、体に負荷がかかるうえに、前傾キープのための筋力が必要になり、シニアにとってはつらくて難しい作業になりがち。そこで上体を起こし、前傾角度を浅くして棒立ち気味に構えてみてください。こうすると体が回しやすくなって楽にスイングできる。そして、ややフラットなスイングプレーンをイメージし、フィニッシュに向けて一気に振り切れば、歳をとっても飛ばせますよ」
力を抜いて構える

肩や腕(手)の力を抜き、リラックスして構える。足腰が弱くなると、上体に余計な力を入れて飛ばそうとするので注意
Point1:上体を起こして前傾角度を浅くする

構えるときに上体を起こして、いったんヘッドを浮かす。そこからヒザをほんの少し曲げながら、軽くお辞儀をする感じで前傾角度を浅くする。腰を落としすぎたり、ヒザを深く曲げたりしないように、棒立ち気味に構えることがコツ
深い前傾角度は若い人向き

前傾角度を深くすると、腰への負荷が大きくなるだけでなく、前傾キープのための筋力が必要になり、シニアには不向き
Point2:ドライバーは「ヨコ振り」で飛ばす

ややフラットなスイングプレーンをイメージし、タテ振りでなく、ヨコ振りを意識する。体を大きく回しながら、トップからフィニッシュに向けてクラブを一気に振り切ることが大事

前傾角度を浅くすることで、レベルターンがスムーズに。体の回転を使って大きく飛ばせる
いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習してみてください!

レッスン=篠崎紀夫
●しのざき・のりお/1969年生まれ、千葉県出身。162㎝、69㎏。レギュラーツアー1勝。19年にシニア入り。翌年初優勝して賞金ランキング2位。21年はシーズン3勝をあげてシニアツアー賞金王に輝いた。北谷津ゴルフガーデン所属。
構成=小山俊正
写真=田中宏幸
協力=取手国際ゴルフ倶楽部
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