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ベストスコア76の女将の懐石料理はいかが?ゴルフのあとは歴史ある名門で風雅な食体験を

プレー後の適度な疲れを癒し、空腹をも満たしてくれるお店があります。今回ご紹介するのは、東京都の赤坂に立地する名門の懐石料理店です。

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裏千家の流れをくむ創業123年の懐石
【東京・赤坂】懐石 辻留

いわゆる本物の懐石を、私は知らない。やや緊張して赴いたのは、赤坂にある懐石の名門「辻留(つじとめ)」。オフィスビルの一角から階段を降りると、玄関の傍らにある三角形のつくばいが、趣を添えていた。

初代辻留次郎が裏千家第13代圓能斎(えんのうさい)家元のもとで料理の腕を磨き、京都東山で明治35(1902) 年に創業。2代目の嘉一のときに東京へ進出し、茶懐石の一般への普及にも尽力して数々の著書を遺している。また、3代目の義一は二十歳の頃北大路魯山人(きたおおじろさんじん)に仕え、北鎌倉にある邸宅で料理番として修業した経歴を持つ。現在の女将は3代目の娘にあたる。

懐石は、一服の濃茶(こいちゃ)をおいしくいただくためにこそ供されるものだ。ふだん口にするおうすは薄茶のこと。正式な茶事(ちゃじ)であれば席入(せきいり)や初炭(しょずみ)といった炉に炭を入れる作法から始まり、料理、濃茶を経て退出に至るまで4時間かかる。

辻留では格式を守りつつも、旬の料理を楽しむスタイルとなっており、肩肘張らずに懐石の魅力を味わうことができる。魯山人の手による器や掛け軸も客人へのもてなしの表れ。風雅な食体験もいいものだ。

向附(平目)と椀盛(スッポンの玉子寄せ)/3万円からの夜のコースの一例。

通常はひと品ずつ運ばれる。このほか酒肴の口取(八寸)、炊合せ、焼物、強肴(酢の物やおひたし)、留椀、御飯、果物、御菓子、薄茶といった献立。寿のりが添えられた平目はぷりぷりと弾力があり、玉子豆腐はすっきりとしたなかにも奥行きの深い味わいがある。

奇をてらわない、実直な王道。

【今月のゴルフ好き店主】辻基子 (つじもとこ)さん

女将の基子さんのスポーツ遍歴はかなりのもので、中学高校では水泳部、大学では体育会ゴルフ部、社会人ではヨット部というアスリート気質。十数年前からゴルフを再開し、現在は君津市のゴルフ場のメンバーで競技にも参加している。ベストスコアは76。

いかがでしたか? 港区に立ち寄った際は、ぜひ一度、足を運んでみてください!

場所:東京都港区元赤坂1−5−8 虎屋第2ビル地階
営業時間:12:00〜14:00/17:00〜21:00
休:日曜
☎ 03-3403-3984(要予約)

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