
低いフォローが作るには養生テープがオススメ⁉すぐできるアプローチの練習法をレッスン
肌寒い時期のゴルフは芝だけでなく、厚着や手の感覚の鈍りも影響します。普段と同じ打ち方では通用しません。
テープやタオルを使った練習法で、気温に左右されない安定したアプローチを身につけましょう!
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【練習法1】ボールの先にテープを貼る
ヘッドにテープがくっつけば低いフォローが完成!

鋭角な入射角だとボールは打ててもテープがとれない

練習場でも冬芝を想定したアプローチ練習を行ないましょう。冬のアプローチはヘッドの入射角を鈍角にしてフォローを低く長くすることが基本ですが、その練習方法としては、ボールの先に養生テープを貼ります。
払い打つ軌道でソールを滑らせることができれば、ソールに養生テープが巻きつく。鋭角に打ち込んでしまうとボールは打ててもテープが巻きつかないので、これで冬用のアプローチになっているかをチェックしてください。テープを貼ることによって、ヘッド軌道をストレートにする練習にもなります。
練習の仕方

5センチくらいにカットした養生テープをボールの約3センチ先に貼る。テープも打つ意識をもつと、ヘッドを低く動かしてマットの上を滑らせていく払い打ちがマスターできる
【練習法2】グリップにタオルを巻く
手を使わずノーコックで寄せる感覚をマスター

簡易的な極太グリップでヘッド軌道を安定させる
グリップにタオルを巻いて、手首の動きを抑えて打つ練習をしましょう。タオルを巻くことで簡易的な極太グリップになり、手首の角度を変えにくくなる。ノーコックで打つ練習に最適です。
練習の仕方

ハンドタオルやフェースタオルをグリップに巻きつけ(写真右)、グリップを太くした状態で打つ。両手は少し離して握ってもOK。
【練習法3】厚着して打つ
動きにくい服装で練習して本番との違和感をなくす

室内練習の薄着と冬用ウエアは全然違う
普段、インドア施設で練習しているときは薄着でも寒くないですが、真冬のラウンドは厚着をするので体が動きにくくなる。
この厚着した状態になれておくため、あえてたくさん着込んで練習するのも、冬ゴルフの練習として有効です。
練習の仕方

動きにくくなるベンチコートやダッフルコートなどを着てスイング。ゴムチューブで腕をしばって打つのも同様の練習効果が得られる。
いかがでしたか? このレッスンを参考に、ぜひ実践してみてくださいね!

レッスン=高橋佑弥
●たかはし・ゆうや/1997年生まれ、宮城県出身。東北高校ゴルフ部時代に全国大会で団体優勝。中央学院大学を経て、プロゴルファーに。イトマンスポーツスクエア南柏店などでレッスン活動を行なっている。
構成=野中真一
写真=小林司
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)
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