
ダフリやトップの応急処置は“低いフォロー”がカギ!プロが解説
苦手だったり、失敗するかも……と、予感がする状況は、ひと工夫加えてミスを回避!ダフリ、スライス、ザックリなどが防げるヒントで、もったいない1打をなくそう!
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ヘッドを低く長く出すとミート率がよくなる

ダフリやトップが止まらない、あるいはミスが出そうだなと感じたら、インパクト以降、ヘッドを「低く、長く」出してみてください。そして左股関節に乗るイメージで、左サイドに体重移動。頭を残しながら左股関節の上で上体を回すのが、ミス防止の即効テクニックです。

地面の上のボールを打つアイアンは、どうしてもすくい上げる(しゃくり上げる)動きが生まれて、クラブを下から上に振り上げてしまいがち。フォローを高くするほど体重が右サイドに残り、ミスが出やすくなるので注意しましょう。
【○】ダウンブローにボールをとらえる

ダウンブローの軌道ややハンドファーストにインパクトすれば、多少当たりが薄くても、大きなミスにならない
【×】高く上げようとしてすくい打ちになる

ボールを高く上げようとすると、ハンドレイトのインパクトになり、ダフリやトップのミスが頻発してしまう
いかがでしたか? 練習の際は、低いフォローを意識しましょう!

嘉数光倫
●かかず・てるみち/1989年生まれ、沖縄県出身。168㎝、72㎏。17年にチャレンジツアーで初優勝。18年にレギュラーツアーに挑戦し、初シードを獲得した。切れ味鋭いショットが武器。エナジック所属。
構成=小山俊正、鈴木康介、編集部
写真=高橋淳司、圓岡紀夫、中野義昌
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