![](https://www.waggle-online.jp/wp-content/uploads/2025/01/2024.11.18(森田さん)8712-scaled-e1739097203218-1200x902.jpg)
ドライバーの芯はどこにあるの?確かめる方法をプロコーチが解説
プロコーチのモンゴです。アマチュアゴルファーの方々が1番気になるのが、「ビジネスゾーン」「7割スイング」がある程度出来る様になったら「フルスイングにはどう作れば良いのか?」というお悩みです。
フルスイングにも当然ある程度の「型」がありますので、それを基準として1つずつクリアしていけば、ヘッドスピードが上がり、今よりも必ず飛ばせるようになります。
僕は常に、レッスンでも、YouTubeの動画でも、コースで結果が出続けるように「ミート率を高める」ことについて、話をしています。では、ミート率が上がり、芯を喰い続ける、正しいフルスイングの作り方はどうすればいいのか?
【関連記事】原英莉花のフォローのフェースに注目!どこを向いているかで球筋を操作できる
「飛距離アップに欠かせないタメ」はどう作ればいいか?
![](https://www.waggle-online.jp/wp-content/uploads/2025/01/IMG_3402-800x533.jpeg)
まずは、ミート率を上げる為に、必要不可欠な「芯に当てる」を常に意識する事です。「芯に当てる」を具体的にお伝えすると、「フェースの芯とボールの芯に当てる事」です。なぜ「2つの芯に当てる」事が必要なのか?もう少し詳しく解説します。
まずフェースの芯、皆さんはご自分のクラブの芯がわかっていますでしょうか?レッスンでも必ず聞く事ですが、意外なほどなんとなくしか知らないパターンが多くあります。このままの意識で頑張って練習をしても、1番大切なインパクトのイメージが希薄なので、スイングの全体的な繋がりもあやふやになってしまいます。
ドライバーでよく言われている芯は、センターよりやや右上だと言われます。概ね、どのメーカーでも当てはまるとは思いますが、以下の方法で必ず確認しましょう。
![](https://www.waggle-online.jp/wp-content/uploads/2025/01/IMG_3392-800x533.jpeg)
明確なインパクトのイメージを持つ為には、ドライバーのネック付近を持って、何度もボールをフェースにコンコンと当ててみてください。当てる時に、わざと芯を外したり、色んな方法で当ててみてください。
本当の芯に当たると、弾きが良かったり、手に伝わる感触が柔らかくなったりするポイントが必ずあります。そこが真芯になりますので、その場所をしっかりと覚えてください。
覚えられたら、ゆっくりのフルスイングでその真芯に当てる事だけを意識して、練習を行いましょう。コンコンと当てた時の感触と近い感触でインパクトが出来れば、上手く当てられているという事です。
あまりやらない人が多いですが、地味に効果が高いので、是非やってくださいね。
注意するべきポイントは?
![](https://www.waggle-online.jp/wp-content/uploads/2025/01/IMG_3371-800x533.jpeg)
それでは次は、「手を早く振る」に注意!について、1つのポイントをお伝えします。
①クラブヘッドを遅らせる意識を持つ
この1つを意識して、ゆっくりのフルスイングで練習を続ければ、正しいフルスイングの型が作れます。それでは①の「クラブヘッドを遅らせる意識を持つ」について、お話しをしていきます。
飛距離アップを目指して練習をすると、とにかく手を速く振れば良い!という話が出てきます。これは、半分正解で半分不正解です。
まず正解の方は、手を速く振れば、確かにヘッドスピードが上がり、飛距離アップに繋がります。ですが本来は、「速く振られる」が正解で、それと同時に不正解の動きをやりがちです。
どういう事か?ほとんどのアマチュアゴルファーの方は、手で速く振るをやると、ヘッドを速く振るに誤変換してやってしまうのです。ここで、最高のインパクトの形を思い出してみてください。インパクトの瞬間、ハンドファーストになっていますよね?
ハンドファーストとは、インパクトの瞬間、フェース面は目標にスクエアで、ヘッドよりも手元が目標方向に先行している状態を言います。手を速く振るを頑張ってやっているのに飛距離が出ない方は、ハンドレイトインパクトになっています。
これも、ゆっくりフルスイングの素振りで、インパクトで止めた時、ハンドファーストになっていれば、第一段階クリアです。
![](https://www.waggle-online.jp/wp-content/uploads/2025/01/2024.11.18(森田さん)8584-800x533.jpg)
次は、実際に打っていきましょう。打つと言っても、いつものスピードは出さないで、ゆっくり振ってください。
例えば、ドライバーで200yキャリーで飛ぶ方は、50yキャリーまでにしてください。キャリーのコントロールも、後々に効いてきます。最初はミスヒットが多く出るでしょうが、気にせずにやっていきましょう。
質の高い練習とは、やりたい動き、作りたい形を、1つだけ意識してやる事です。それが出来ていれば、例えミスヒットが出ても正解なのです。良い動きが出来れば、いきなり良い当たりが出ると思いがちですが、トッププロでも無理です。
そして、もう1つ覚えて頂きたいのは、何かを意識して練習をしてその時は当たっても、次の練習やコースで当たらないのは、基本がある程度でも身に付いていないか、練習量が少ないことが原因です。原因を的確に分析して練習出来れば、ドライバーが今よりも確実に飛ばせます。
あなたも、必ずゴルフが上手くなります。
いかがでしたか? モンゴコーチのレッスンを参考に練習してみましょう。
![](https://www.waggle-online.jp/wp-content/uploads/2024/11/2024.11.18(森田さん)8749-533x800.jpg)
モンゴ(森田安寛)
●もりた やすひろ/1975年奈良県出身。東京・千葉などでプロやアマチュアのマンツーマン指導のほか、YouTubeで「ゴルフリバイバーモンゴ」として配信。天城流湯治法の湯治士の資格もある異色コーチ。インスタで毎日ゴルフ上達の情報を配信中。地クラブ専門家がいるインドア練習場「wadogolf」(東京都中野区野方)にて主に活動。
Instagram:@mongo.golf
【あわせて読みたい】
人気女子プロの“バッグの中”は何が入ってる?ラウンド中の勝みなみに突撃!
「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説