原英莉花、吉田優利のQシリーズ最終予選を突撃取材!試合中の様子は?
来季LPGAの出場権を争うQシリーズ最終予選が終了した。
今年は日本から山下美夢有、岩井千怜、岩井明愛、吉田優利、馬場咲希、山口すず夏、原英莉花の7人が出場し、山下、岩井姉妹、吉田、馬場の五人がいわゆる“シード権“となる「カテゴリー14」の出場権を獲得した。山口と原は残念ながら獲得には至らなかった。
【関連記事】原英莉花のフォローのフェースに注目!どこを向いているかで球筋を操作できる
緊張感のあるQシリーズ最終予選が終了!試合中の選手の様子は?
日本のQTにあたる米女子ツアーのQシリーズは、選手にとっては来年1年間の“職場”を決める予選会でもあり、緊張感は大きい。しかし、一般ギャラリーも無料で観戦できることや、選手には賞金も出ることなど日本と雰囲気が少し異なるかもしれない。
最終日が終了するはずだった12月9日は、午前中から雨が強まり、試合は中断。最終組が2ホールをプレーした段階で中止が決定し、プレーは翌日まで持ち越されたことで、5日間の長丁場が6日間に延びるなどタフな戦いを強いられた。
ところが、そんな厳しい戦いの現場でも、こちらのカメラを発見すると笑顔を見せてくれ、どこか楽しそうだったのも不思議。カメラマンとしては、そんなサービス精神は大変ありがたい。せっかくいい表情を撮らせてもらっても、全部のカットを出せるわけではないのが申し訳ない。ということで、小欄で少しでも紹介させてもらいたい。
山下美夢有
トップ通過を果たした直後、星条旗をバックにピース!2025年の職場はアメリカに決定!
岩井千怜、山下美夢有
最終ラウンドで同組となった二人。スタート直後に雨が強まったが、最終組でプレーする二人には、こんなに余裕?!
吉田優利
寒いのが苦手な吉田は、寒気の去った三日目と四日目に一気にスコアを伸ばした。
二日目は気温がグッと下がり、吉田は完全防備
吉田優利、岩井明愛
最終日、ホールアウトしてアテストテントに向かう際、吉田が「あそこにカメラあるよ!」と岩井を誘い、この笑顔。吉田さん、ありがとう!
馬場咲希
1年間、孤独なエプソンツアーを戦い抜いて、ついにシード権を獲得!この笑顔を見せる直前までは…
最終日の最終ホールでバーディーを決め、滑り込みシード獲得!その瞬間から約2時間、涙が止まりませでした(右の笑顔の男性は、コーチ兼キャディーの坂詰氏)
初日のスタートホールでストレッチ。心地よい緊張感?
原英莉花
四日目終了時点の予選カットを通過できず、残念。でも、こちらにちゃんと表情で伝えてくれて、サンキューです!
初日のスタートホールで、「やります!」の表情
出場権は獲得できなかったが、来年は米下部ツアーであるエプソンツアーに出ることを宣言した。最終目標はアメリカだ!
いかがでしたか? 笑顔を絶やさず戦う女子プロをこれからも応援していきましょう!
フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。
【あわせて読みたい】
人気女子プロの“バッグの中”は何が入ってる?ラウンド中の勝みなみに突撃!
「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説