スイングを改善したい人必見!最近よく聞く「P10システム」ってなに?

スイングはポジションごとに最適な形があり、その形をつなげていくことが美しいスイングをマスターする近道だ。

この指導法で、多くのアマチュアのスイングを直し、美しくしてきた山形陵馬コーチがツアープロの連続写真を例に徹底レッスン!

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「P10システム」とは?

スイングの大事な形をプロから学んで
それらをつなげましょう!

近年、ゴルフレッスンにおいてコーチが「P1、P2、P3・・・・・・」という用語を使うことがあり、みなさんも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。これはゴルフスイングの「アドレスからフィニッシュまで」におけるポジションを、細かく分けたものを指し、「P10システム」と呼ばれています。

日本では近年使われはじめた印象がありますが、じつは海外では20年以上前から使われているゴルフレッスンにおける”共通言語”なのです。

各ポジションにはもちろん「適切な理想形」があり、P1から順に正しい形を追っていくことが美しいスイングを目指すためのもっとも簡単な方法だと私は考えています。P1から10までの各ポジションは写真のとおり。

そして、ツアープロの連続写真はその理想形を確認するのにうってつけ!これらのポジションがきれいなプロの連続写真を参考にしながら、美しい動きと形を作るポイントをレッスンしていきます!

【P1】
アドレス

【P2】
バックスイングで
シャフトが地面と平行

【P3】
バックスイングで
左腕が地面と平行

【P4】
トップ

【P5】
ダウンスイングで
左腕が地面と平行

【P6】
ダウンスイングで
シャフトが地面と平行

【P7】
インパクト

【P8】
フォローで
シャフトが地面と平行

【P9】
フォローで
右腕が地面と平行

【P10】
フィニッシュ

いかがでしたか? 各ポジションの理想形をプロの連続写真で確認してみましょう。

レッスン=山形陵馬
●やまがた・りょうま/ジュニア時代から活躍し、2010年にプロ入り。ミニツアー優勝などの実績を重ね、現在は東京・麻布の「FIVE ELEMENTS」でレッスンを行なっている。

構成=石川大祐
写真=小林司、ゲーリー小林
協力=FIVE ELEMENTS
撮影トーナメント=BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ、ニチレイレディス、パナソニックレディース、ワールドレディスサロンパスカップ、アースモンダミンカップ

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