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女子プロ、“ゴルフ以外のこと”を発信する理由とは?そのワケが深かった…

ニュースだけじゃ伝わらない米女子ツアー選手たちの魅力を毎月、現地からレポートします!

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ゴルフも私の人生だし、それ以外の時間も私の人生

吉田優利にとって、インスタグラムは “自分らしさを発信できるツール” だという。「ロサンゼルス・ドジャースの試合を見に行ったこと」「シアトルのスタバに寄ったこと」「トレーニングする様子」など、投稿内容はゴルフ以外のことも多い。「普段の私を載せる回数は多いかな」と、吉田自身もそのことを自覚している。

いろんなことをアップする理由として、まずは、自分の時間が確保できていることをあげた。「アマチュアのころから練習は効率重視というか、練習時間が短いほう」だそうで、さらには「ゴルフだけが人生のすべてではない」と、親から教わった影響も大きいという。

写真は吉田優利のインスタグラムより引用。
現在のインスタのフォロワー数は21万人超え。アメリカでいろんなことを彼女らしくガンバっている姿に、ますます応援したくなる

「ゴルフも私の人生だし、それ以外の時間も私の人生。仕事をするうえで自分がやるべきこと、やりたくなくてもやらなければいけないことにまずは向き合う。それをしたうえで、プライベートの時間も充実させることができたら、すごくいいかな」と話すように、オンとオフのバランスがあってこそ自分が成り立っていると感じている。

「自分が見るぶんには、統一感のあるインスタが好きです。たとえば、食べ物中心、ファッション中心だと系統がそろっているじゃないですか。私のインスタはいろんなことをアップしているから統一感がないんです。だけど、それが自分らしいとも思っています」。今年からアメリカを主戦場にしたことで、日本のファンに向けて近況報告できるツールは大切だと考えている。

その本業のゴルフだが、アメリカツアー1年目、苦戦を強いられている。出場した12試合のうち6試合で予選落ち。いまだトップ10入り無し(8月10日現在)。それでも、7月中旬のDANAオープンで今季自己最高の16位に入った。「この大会をとおして、どうすれば自分のゴルフ力を活かせるのかがなんとなく分かった」と明るい兆しが見えてきた。

自分のやるべきことに集中すれば、自ずと結果がついてくると信じて邁進するのみ。オンもオフも手を抜くつもりは毛頭ない。

いかがでしたか? 米ツアーで頑張る吉田優利プロを応援しましょう。

吉田優利
●よしだ・ゆうり / 2000年生まれ、千葉県出身。21年「楽天スーパーレディース」で初優勝。同年「ゴルフ5レディス」で2勝目、23年「ワールドレディスサロンパスカップ」で3勝目をあげた。24年から米女子ツアーに参戦。

PHOTO&TEXT Shizuka MINAM
●みなみ・しずか / 東京都出身。 2009年より米女子ゴルフツアーを取材。ゴルフ雑誌や「ナンバー」「Sports Illustrated」などスポーツ誌に写真を提供。

写真=南しずか

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