ドライバーで引っ掛けが出る原因は?女子プロがタイプ別で修正法を解説
女子プロゴルファーが教えるレッスンで上手くなる連載がスタート。1回目のレッスンは原江里菜プロです。
ドライバーを左へ引っかけてしまうといっても、大きく分けて3つあります。まずは自分のタイプを知り、その修正法を原江里菜プロがわかりやすくレッスン!
脱引っかけで方向性と飛距離アップを目指そう!
【関連記事】約10万円でタイで豪華ゴルフコンペに参加できる!2泊3日で2ラウンドのお得旅
タイプ1:体ごとかぶるタイプ
ドライバーは飛ばしたくなるものですから、どうしても利き腕で強く打とうとしてしまいます。そうすると、右肩ごと突っ込んでくるので体全体がかぶりすぎて出球から左へいってしまいます。
体がかぶってきてしまう方は、腕の動きを増やしてあげます。腕を地面と平行になるくらい、クラブは若干立たせて持ち上げます。右わきを閉めて、ダウンスイングからフォロースルーにかけて、右腕が左腕の上を追い越すように右腕をシャットに使い正しい腕のローテーションが出来れば綺麗なドローボールが打てるようになりますよ。
タイプ2:腕だけタイプ
このタイプの方は、球が曲がることを怖がって左肩が止まってしまい、腕だけで振ってしまいます。
こういうタイプの人は一番治しやすいかもしれません。左肩を動かせばいいだけなので、フィニッシュで体が目標方向を向くように打ってみてください。左にしっかり体重を移動させながら体の正面を目標方向へ!
タイプ3:インサイドアッパータイプ
これもよくあるタイプですが、トップからダウンスイングにかけてクラブが寝てしまいインサイドからアウトサイドへ振ってしまう方がいます。このタイプのやっかいなところは、上手くタイミングが合うと綺麗なドローボールが打ててしまうときがあることです。しかし、ミスも同時に出るのでしっかり修正しましょう。
クラブヘッドを円運動ではなく真っすぐ動かすイメージでスイングすると早く修正できます。パターのように真っすぐ引いて真っすぐ打つようなイメージで、それをだんだん大きくしていってスイングしましょう。
いかがでしたか?自分がどのタイプで引っかけが出ているのかわかれば、修正は簡単に出来ます。不安をなくせば飛距離も伸びますよ!
原江里菜
●はら・えりな/1987年生まれ、愛知県出身。2008年NEC軽井沢72トーナメントでツアー初優勝、通算2勝。NEC所属。
構成=岡田豪太
写真=田中宏幸
協力=LADY GO CUP、取手国際ゴルフ倶楽部
【あわせて読みたい】
「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説