体が硬い人でも捻転できる簡単テク!「息を“フー”と…」シニアプロが解説
シニアプロから上達テクを学べ!今年からシニア入りした宮瀬プロに、リキまずに飛ばす方法を教えてもらいました。
飛ばそうとするとついリキんでしまうが、歳をとればとるほど別の原因によってリキみが発生します。その原因とはなんでしょう?
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体が硬い人でも捻転ができて手打ちを防げる
歳をとると体が硬くなり、バックスイングの捻転がキツくなる。このとき、呼吸を止めたまま肩を無理に回すと、息が詰まり、手や腕に余計な力が入ってしまう。これが中高年特有のリキみだと宮瀬博文は指摘する。
「体が硬くなってきた人は、バックスイングからトップにかけて、息を“フー”と吐きながら体を回してみてください。息を止めるよりも体がラクに回るはずです。そして肩を無理に回すのではなく、下半身を使い、体全体を左右に揺さぶるように動かすのがコツ。
実際は呼吸を止めていても、トップで息が吐けるくらいの力感でスイングすれば、手打ちにならず、体を大きく使って飛ばせますよ」
【Point1】 息を吐きながら体全体を左右に揺さぶる
捻転は息を止めるより、吐きながら体を回したほうが容易になる。そして下半身を使い、体全体を左右に揺さぶるように動かす。
最初はシャドースイングでこれを体感しよう
【Point2】重心を下げると上体の力が自然に抜ける
アドレスで体の重心をほんの少し下げると、上体の力が自然に抜けて、体が回りやすくなる。
ただし、どっしり構えすぎると下半身が動かなくなり、手打ちになってしまうので注意
上体のリキみは厳禁!
手や腕、肩などに最初から力を入れてしまうと、体がさらに硬くなり、回らなくなってしまう
レッスン=宮瀬博文
●みやせ・ひろふみ/1971年生まれ、千葉県出身。171㎝、74㎏。レギュラーツアー7勝の実力者で、今年からシニア入り。デビュー戦はプレーオフの末に惜しくも敗れたが、シニア初優勝と賞金王を目指す。アイ・エー・エス・エス所属。
構成=小山俊正
写真=高橋淳司
協力=取手国際ゴルフ倶楽部
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