「ザックリ撲滅」ミスヒットが“ミスにならないウェッジ”を試打解説!
ショートゲームを楽にする最新ウェッジ&パターを紹介。人気コーチ2人が試打して分かりやすく解説します。
フォーティーン/TK-53・TK-59
TKウエッジといえば、ボリュームのあるソール形状がトレードマークで、バンスの効果を最大限に発揮し、ダフリに強いのが特徴。
TANKソールはそのままにさらなる進化を遂げた
「 単純にソールにボリュームをもたせるだけだと重量増というデメリットが出てしまいますが、ヘッド内部にセラミック系の素材を使う“デュアルマテリアル複合鍛造”により、ヘッド重量を軽量化。振りやすさと入射角の適正化につなげられているところに“アプローチでザックリしちゃうゴルファー”に対する気遣いを感じます。重心位置も高いのでスピンもしっかり入ってくれますね」(兼濱)
コンセプトが明確なため、ターゲットとするゴルファーがはっきりとしている。グースネックかつハイバンスでゆるやかなダウンブローに打ちやすく、「正しいアプローチ」を覚えたい初心者などにもオススメだ
小井土’s impression
「グースネックなので、自然にハンドファーストに構えやすい! オートマチックに打ちやすく、多少手前から入ってもソールが“ ググッ” と滑ってくれるのでミスヒットがミスになりにくいです。まさにTANK(戦車)のようなソールですね」
●商品の問い合わせ/フォーティーン ☎ 027ー387-8760 www.fourteen.co.jp
解説=兼濱開人
●かねはま・かいと/1990年生まれ、沖縄県出身。学芸大ゴルフスタジオのヘッドコーチ。ドライバーからパターまで「クラブが主役」を合言葉に、シンプルなスイング作りからスコアアップさせる指導法が上級者からビギナーにも人気。
小井土峡太
●こいど・きょうた/1997年生まれ、長野県出身。東北福祉大ゴルフ出身で、最長飛距離443ヤードの記録をもつドラコンプロ。ショートゲームの上達法にも深い知識をもち、原理原則に基づいてのレッスンに定評がある。
構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC