超短く持って“5W”を打つとミートできる!70台を出すための練習法

「チョークダウン」 とは「グリップを短く握る」 ことですが、これを ”超” がつくチョークダウンで練習し、スイングや球筋が飛躍的に向上。

とくにインパクトの質が上がったという東城湧大コーチが「スコア90前後を行ったり来たりの中級者が、コンスタントに70台が出せるようになるドリルです!」 と自信をもってオススメする練習法を紹介!

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長いから難しいFWで打つのも◎

超チョークダウンは左右の体重移動も抑えられるので、体のセンターに軸をキープできる。

8番アイアンでコツがつかめてきたら、次は5番ウッドでも試してください。5番ウッドでも両手でシャフトを握ってワイドスタンスに構える。そして7割スイングで打つのは同じです。

アマチュアの多くは、フェアウェイウッドが苦手。その理由はクラブの長さです。クラブが長くなるほどミート率が悪くなり、手打ちになる傾向が高くなります。しかし、超チョークダウンではクラブの長さが消えるので、5番ウッドでフェースの芯に当てる感覚がわかります。

また、短く握ることによって手打ちにならず、体の回転で打てる。ボールを飛ばそうとすると、体の回転スピードを上げる練習にもなるので、飛距離アップの効果もあります。5番ウッドでもフルスイング時の50%くらいの飛距離が出ればOKです。

インパクトからフォローはグリップエンドをおヘソに向けたまま

手打ちを解消するには、インパクトからフォローまでグリップエンドがおヘソを向き続けるように体を回す。短く握って余ったグリップの向きを強く意識しよう!

フェアウェイウッドの苦手意識も解消できる!

短く持って芯でとらえる反復練習によって、フェアウェイウッドに対する苦手意識をなくす効果もあり!

フェアウェイウッドはヘッドの重心を感じやすい

アイアンよりもヘッドの重心を感じられるので、クラブを上手にコントロールしながら振る練習にもなる

フェースコントロールの再現性が高くなる

フェアウェイウッドではインパクト前後のフェースローテーションが小さくなるほど、ミート率が高くなる

いかがでしたか。東城プロのレッスンをぜひ参考にしてください。

レッスン=東城湧大
●とうじょう・ゆうだい/2002年生まれ、東京都出身。聖学院中・高等学校のゴルフ部で活躍後、最新のゴルフ理論を学び、自身のショットの飛距離や精度の向上に成功。23年にJGRA(全日本ゴルフ練習場連盟)のテストに合格して入会。ドラコン大会出場時には、全日本7位に入賞した実績をもつ。

構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=取手国際ゴルフ倶楽部

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