240ヤード飛ばすには「弱アッパー」が正解!飛ばせる打ち出し角は何度?
クラブの性能の進化によって、今どきのドライバーはヘッドスピードが40m/秒くらいでも240ヤード飛ばせることを弾道解析器のデータが証明している。
そのデータどおりの飛距離を出すポイントとは?
“伸びしろ”ならぬ“飛びしろ”を最大限に引き出す打ち方をレッスンする。
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高打ち出しを作る“弱アッパー”でOK!クラブの力を使ってボールを上げよう
クラブの先端に向かって遠心力をかけると、重心はシャフトの延長線上に移動してこようとするため、ロフトは増え、フェースアングルはクローズに動く。重心が深い位置にあればあるほど、この傾向は強くなる
かつては主流だった「逆Cの字」のような形のインパクトは、現代のクラブとはマッチしない
自分で調整するのはプレーンの向きとボール位置のみ
上での説明どおり、重心深度が深いドライバーは自動的にロフトがつく動きをしてくれるため、プレーヤー自身が無理にボールを上げようとする必要ありません。プレーン(スタンス)の向きとボール位置を調整し、ややアッパー軌道を確保さえできれば十分。
具体的には「プレーンは右向きに、ボールは左側に」することで、この“弱アッパー軌道”を手に入れることができます。単純にボールを左側に寄せるだけでもアッパー軌道を確保することができますが、それだけだとカット軌道が強くなりがち。
それを補正するためにプレーンを右に向けることによって、ターゲットに対するクラブの軌道をストレートに近づけながらアッパーにコンタクトしていくと、適正な高打ち出しが作り出せます。
いかがでしたか? クラブの力を使って効率よく飛距離を伸ばしましょう!
レッスン=竹田綾人
●たけだ・あやと/1997年生まれ、奈良県出身。中央学院大学ゴルフ部を経て、指導者の道へ進み、22年にPGAティーチングプロ資格を取得。エースゴルフクラブ千葉、赤坂と茨城県つくば市のDIVERSE GOLFで多くのアマチュアをレッスン中。
写真=田中宏幸 協力=エースゴルフクラブ赤坂
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