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編集部厳選の人気、新作、話題のクラブをタイプ別に鹿又とアマチュア3人が吟味試打!

やさしい、飛ぶ、高く上がるなど、モデルが多種多様化しているアイアンはどれを選んだらいいのか心底悩む……。

そこで、まずは編集部が気になるアイアンを絞って、ギアのご意見番・鹿又芳典に試打を依頼。鹿又に加え、タイプの違う3人のアマチュアのコメントを、ニューアイアン購入の決め手にしよう!

【関連記事】「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選

キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE

SPEC●ヘッド素材/17-4 ステンレススチール(フェース)、17-4 ステンレススチール+ ウレタン・マイクロスフィア+MIMタングステンウエイト(ボディ・#4~7)、17-4 ステンレススチール+ウレタン・マイクロスフィア(ボディ・#8~SW)●ロフト角(#7)/28度●重さ(#7)/約415g(N.S.PRO 950GH neo)●シャフト(フレックス)/TENSEI 50 for Callaway(R)、N.S.PRO 950GH neo(S)、N.S.PRO ZELOS 7(S)●価格/13万7500円(#6~PW・5本セット)、2万7500円(1本・#4、#5、AW、GW、SW)

シャープな形状なのにミスに強い何球打っても同じ弾道に

トップラインは厚めですが、アイアンの形状としてはシャープで構えやすい。でも、まったく難しくなくてミスヒットに強い。フェースの広い範囲で打っても打球が曲がらない感覚はAi SMOKEのドライバーと似ています。何球打っても同じ弾道になるのが安心です。

高打ち出しでねじれない弾道

7番でロフト28度なのに打球が高く上がり、ミスヒットしても弾道が左右にねじれません。

キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE HL

SPEC●ヘッド素材/17-4 ステンレススチール(フェース)、17-4 ステンレススチール+ ウレタン・マイクロスフィア+MIMタングステンウエイト(ボディ・#4~7)、17-4 ステンレススチール(ボディ・#8~SW)●ロフト角(#7)/30度●重さ(#7)/約413g(N.S.PRO 950GH neo)●シャフト(フレックス)/TENSEI 50 for Callaway(R)、N.S.PRO 950GH neo(S)、N.S.PRO ZELOS 7(S)●価格/13万7500円(#6~PW・5本セット)、2万7500円(1本・#4、#5、AW、GW、SW)

アイアンが苦手な人向け! ボールが楽に高く上がる

打ち出しが高くて、スピンもしっかり入るので最高到達点が高い。アイアンで打球が上がらないと悩んでいるアベレージゴルファーにピッタリです。ソール幅が広くてダフリのミスにも強いし、リーディングエッジ側が削られているので抜けもいいですね。

つかまりがよく下側ヒットに強い

フェース下側で打っても球が上がりやすい。つかまりもいいのでスライサーにオススメ!

キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE MAX FAST

SPEC●ヘッド素材/17-4 ステンレススチール(フェース)、17-4 ステンレススチール+ ウレタン・マイクロスフィア+MIMタングステンウエイト(ボディ・#5~7)、17-4 ステンレススチール(ボディ・#8~SW)●ロフト角(#7)/26度●重さ(#7)/約400g(N.S.PRO 850GH neo)●シャフト(フレックス)/TENSEI 40 for Callaway(R)、N.S.PRO 850GH neo(S)、N.S.PRO ZELOS 7(S)●価格/13万7500円(#6~PW・5本セット)、2万7500円(1本・#5、AW、GW、SW)

進化したMAX FASTは万人向けのやさしいアイアンに

これまでのMAX FASTとは違い、スマートな形状に進化しています。振りやすさ、やさしさは前作からのよさが継承されていますが、シニア向けではなく幅広いゴルファーが使えるアイアンに。ドライバーのヘッドスピード38から40m/秒にピッタリです。

打感がソフトでバランスがいい

想像よりも打感がやわらかい。振りやすさ、飛距離、やさしさのバランスがグッドです。

ピン ブループリント S

SPEC●ヘッド素材/8620カーボンスチール●ロフト角(#7)/33度●重さ(#7)/約420g(N.S.PRO MODUS3 TOUR 115)●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールド EX TOUR ISSUE(S200)、N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 (S)、N.S.PRO 950GH neo (S)ほか●価格/3万6300円~(1本・#3~PW)

“アスリートが好むやさしさ”をプラスした

アベレージゴルファーにとってやさしいモデルではありませんが、今までのブループリントを知っているアスリートゴルファーにとってはやさしく感じるアイアン。オフセンターヒットしたときでもサイドスピンが少なくなりました。軟鉄鍛造の打感のよさや、いろんな球筋を打ち分けられる操作性はトップクラスです。

芯を外しても打感がいいし飛ぶ!

芯で打てたときはもちろん、ミスヒットしたときも打感がやわらかいし、前モデルよりも飛距離のロスが少なくなりましたね。シンプルに今までのブループリントより飛びます。

ピン ブループリント T

SPEC●ヘッド素材/8620カーボンスチール●ロフト角(#7)/33度●重さ(#7)/約424g(N.S.PRO MODUS3 TOUR 115)●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールド EX TOUR ISSUE(S200)、N.S.PRO MODUS3 TOUR 115(S)、N.S.PRO 950GH neo(S)ほか●価格/3万6300円~(1本・#3~PW)

マッスルバックユーザーには理想的な顔、打感、操作性

「これぞ、ブレード型!」という王道のマッスルバック。顔、打感、操作性はもちろん、抜け感やスピン量もマッスルバックユーザーには理想的なアイアンです。やわらかい打感のなかにもソリッドな感覚が残っていて、飛距離性能が高いのも魅力です。前作と比べるとフェース長が少しだけ長くなったので、寛容性も高くなっています。

かなり小さくてもやさしさは向上

ボール2個分くらいのヘッドサイズですが、小さくてもひと昔前よりかなりやさしい。でも、やはり打点のズレにはシビア。ある程度インパクトが安定している腕前は必須ですね。

いかがでしたか? 気になるアイアンをぜひ見つけてみてくださいね。

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

シニア代表・大森洋三さん
●ドライバーのHS30後半、平均スコア90台。ゴルフ歴15年。スライスと頻発するダフリを修正中。クラブでのスコアアップにも意欲的に取り組む62歳。

ベテラン編集者M
●ドライバーのHS40前後、平均スコア85。ゴルフ編集者歴25年で操作性の高いアイアンが好み。持ち球はフック系なので、アイアンは高さが出ないのが悩み。

ゴルフライターN
●ドライバーのHS42前後、平均スコア90前後と、世の一般男性ゴルファーに多いタイプ。ギアの知識はかなり豊富で、あらゆるゴルフメディアで執筆中。

構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール

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