ミスした後におすすめの素振り!リキみをすぐにリセットする方法を紹介!

アマチュアは「素振り」を軽視しがちだがとても有効な練習法。ラウンド前やラウンド中の“シーン別の素振り”でレベルアップしよう!

今回は、ミス直後の練習法を紹介します。

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ミスのあとのリキみをリセットするのに素振りはとても有効

形を直そうとするのは逆効果! ミスしたあとは力感をリセットする素振りで切り替える

ラウンド中にも素振りをうまく活用すれば、ミスを繰り返さずにプレーを改善させる特効薬になり得ます。ミスしたあとというのはどんどんリキんでいくものなので、その力感をリセットするのに「右手1本素振り」や「左右持ち換え素振り」はとても効果的。

また、ダフッたときには「左体重素振り」、スライスしたら「クラブ立て素振り」などをして、いい動きを取り入れるようにすると、ミスが連続する悪循環を防ぐことができますよ。

scene 3ー5 ミスの直後 逆さ持ち片手素振り

クラブのヘッド側を右手で持ってクラブを軽く感じながら、左右に繰り返し振る。歩きながらでいいので、リキまずに軽くやわらかく連続で振るのがポイント

手首をやわらかく使って軽く振る

腕を突っ張って棒のようにしたり、手首を固めて速く振ろうとするのはリキみがとれないのでNG

ヒジも手首も脱力して、なるべくしなやかに、軽やかに振ろう。余計な力が抜けて、リキみによる連続ミスを防げる

ミスの直後 左右持ち換え素振り

左手でクラブを持って始動し、バックスイングで右手に持ち換え、インパクト前後でまた左手に持ち換える

リキむとグリップも強く握りがち。スイング中にクラブを左右の手で受け渡しながら素振りをすると、手のリキみも抜け、左右の手の役割も再確認できる

ミスの直後 スライスのあとはクラブ立て素振り

左手でクラブを地面に立てて、右手で素振りをすることで、スライスの原因になる体の開きを抑える意識づけができる。スライス後にやろう

体を開かずにヘッドを走らせていく感覚がつかめるので、スライス矯正に有効な素振り

ミスの直後 ダフッたあとは左体重素振り

右へのスエーや右に体重が残ったインパクトがダフリのおもな原因(×)。左足体重のまま振り切る素振りで、しっかり左に乗ったインパクトを確認しよう

レッスン=田中 徹
●たなか・とおる。1988年生まれ、千葉県出身。168㎝、70kg。自称「1兆個のドリルをもつ男」と名乗り、インスタグラムのリール(動画)が大人気。「Bull Golf」など都内でレッスンも行なっている。Bull Golf代表。

構成=鈴木康介 
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

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