【ウエッジの機能と選び方⑥】自分に合った顔のウエッジを見つける(全7回)
【ウエッジの機能と選び方⑥】
自分に合った顔のウエッジを見つける(全7回)
フェースを開いたときの顔もチェックしておこう
ウエッジのフェースを開いて使う人は、ソールの場合同様、実際にフェースを開いて構えてみて判断することが大事です。
フェースを開くとリーディングエッジが右を向き、ボールに正対するフェースの面積が狭くなります。一般的にフェースを開きやすいウエッジというのは、開いてもフェース面が残っているウエッジです。たとえばリーディングエッジやヒール側のフトコロの丸みなどがその一例ですが、出っ刃のウエッジほどそういった形状にしやすいというわけです。
また、フェースを開いたときは、フェース面をリーディングエッジのヒール側からヘッド後方のトウ側へと斜めに使うので、トウ側後方のボリュームがあると使えるフェース面が広く感じて開きやすいというような要因もあります。
繰り返しになりますが、構えたときに自分が打ちたい球筋のイメージがわくこと、これが「いい顔」の条件。いろいろ試して、自分に合った顔のウエッジを見つけてください。
解説=
石井忍
●いしい・しのぶ/プロゴルファー。日本大学ゴルフ部を経て、1998年プロ入りし、翌年からツアーに参戦。2010年にコーチに転身。トッププロの指導にあたるとともに、千葉と東京神保町でエースゴルフクラブを主宰。アマチュアに向けて、その経験を活かしたレッスン活動も展開している。