石井良介、監修のやさしい“サンドウエッジ”がおすすめ!ソールの形がポイント
近ごろ、プロモデルの顔や形状でやさしいアイアンが増えている。それはウエッジも同じで「正統派でミスに強い」やさしく寄せられるモデルが多数登場!
そんなウエッジたちを、自身もオリジナルモデルを開発する岩男健一プロが試打インプレッション。さらに、もっとうまく使いこなせるレッスンも教えてくれた。
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テスターは生徒! 石井良介監修モデル
当たってほしいところが当たる絶妙ソール
地面に触れるソール位置が絶妙で、当たってほしいところだけが地面にコツンと当たり、スルリと抜けてくれます。「ヘッドの入口が広くなる」ウエッジですね。平らないいライからはもちろんのこと、ボールを上から潰して打ちたい薄芝やウエットなライでもソールがすべってくれる。そして、潰して打っても球が低くなりすぎない。
打感は〝ソールの地面の触れ方〟でも変わりますが、このウエッジはソールの触れる位置がいいので、じつにクリアで心地よい手応えが伝わってきます。プロはもちろん「これはアマチュアでも打ちやすいわ」と思いました。
StudioCGA CGAウエッジ
「多面ソールの前側だけに土がついていますが、ボールを上手に拾うには、ここが地面に触れてほしいんですよね」
テスターは生徒! 石井良介監修モデル
バックフェースの「58R」の“R”は、表立っては公表してはいませんが「Ryosuke」の“R”です(笑)。僕自身もアプローチに悩んだ時期があり、ゴルフ工房スタジオCGAの山崎さんに相談。原型となるプロトタイプの感じがよかったので「もう少しああしたい、こうしたい」とリクエストしているうちに「石井さんモデルを本気で作ってみませんか?」ということに。
コンセプトは「プロではなくアマチュアが打ってアプローチがうまくなる」ですが、形状や顔への妥協はゼロ。持っていて「工房オリジナルのカッコいいウエッジ使ってますね」といわれるデザインにこだわりました。
機能面は、約2年間、プロや上級者よりもラウンドレッスン時の一般アマチュアをテスターにしてデータ収集や意見を聞き、まずは花道など基本的なライからのミスを軽減しつつ、ボールをきれいに拾えることを前提にしました。
その結果「いろいろなことができるのでアプローチが楽しくなっちゃう」という評価をもらえるウエッジが完成しました(石井)
試打・レッスン=岩男健一
●いわお・けんいち/1987年生まれ、和歌山県出身。07年にプロ入りし、ツアーに参戦中。ギアの知識も豊富で、その模様やレッスン、まざまな実験を配信するYouTubeチャンネル「わっぱーまっちゃんの日常」が大人気。フリー。
写真=相田克己
協力=太平洋クラブ 成田コース
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