芯食いシャフトで、未知の飛びを体感せよ! ゼクシオ テン【XXIO X】試打レポート
XXIO X【ゼクシオ テン】試打レポート
2000年に誕生したモンスタークラブ「ゼクシオ」。
ついにその10代目モデルが12月に発売。
今回、贅沢にも新シリーズを丸ごと試打してきました。
結論は……シャフトからヘッド、すべての番手で「さすがゼクシオ」
と思わされる完成度の高さでした。
シャフトが”ビシッ”と戻って、”カキーン!”とぶっ飛ぶ!
「やっぱり、良いんだ」
ゼクシオテンを試打した、嘘偽りない率直な感想です。言わずもがな、ゼクシオはもっとも売れているクラブ。ここまで売れていると「逆に手を出さない」みたいな、天邪鬼になる気持ちもわかります。しかし! それは非常にもったないです。
今回のテンの売り文句は“飛びの芯食い体験”。新開発のシャフト「スマート・インパクト・シャフト」でスイング時のカラダのブレを抑制し、反発エリアを拡大した「ハイ・エナジー・インパクトヘッド」との相乗効果で、「芯食い」の確率をアップさせているのです。
シャフトは、「大丈夫?」って思うくらいしなるんですが、インパクトで“ビシッ!”と戻ってくれる。しっかり体感させていただきました。
ゼクシオ テン ドライバー<レギュラーモデル>
前作に比べ長さが0.25インチ長尺化(45.75インチ)、Rシャフトの総重量を2g軽量化(270g)し、スイングスピードと振りやすさがアップ。ヘッドスピードが遅めでも、高弾道ボールで飛ばせます。
●ヘッド体積/460cc●ロフト角/8.5、9.5、10.5、11.5度●シャフト/ゼクシオ MP1000 カーボンシャフト(R2、R、SR、S)●長さ/45.75インチ●総重量/270g(R)●価格/8万円+税
ゼクシオ テン ドライバー<ミヤザキモデル>
長所はレギュラーモデルと同じですが、専用のシャフト「ワエナ」を装着(45.5インチ)し、総重量294g(S)とすることで、ある程度パワーのあるゴルファーに合うクラブに仕上がっています。
●ヘッド体積/460cc●ロフト角/8.5、9.5、10.5度●シャフト/Miyazaki Waenaカーボンシャフト(R、SR、S)●長さ/45.5インチ●総重量/294g(S)●価格/8万円+税
ラク〜に飛ぶし、グリーンに止まる
ゼクシオ テン アイアン
アイアンは、力を入れなくても飛ぶしキャリーが出せる。それをすごく感じられるから、ムダな力が抜け、1ラウンドを通してナイスショットを打てる確率が高まります。
●ロフト角(#7)/29度●長さ(#7)/37.25インチ●シャフト/ゼクシオ MP1000 カーボンシャフト(R2、R、SR、S)、N.S.プロ 870GH DST for XXIO スチールシャフト(R、S)●価格/5本セット(#6〜PW)9万5000円+税(スチール)、12万円+税(カーボン) ※#4〜5、AW、SWは単品売り(1万9000円+税〜)
超絶優しい! ゼクシオの隠れキャラ
ゼクシオ テン サンドウエッジ
アイアンセットのウエッジがものすごくいい感じ。構えたときの安心感が半端なく、変に難しいことをやる気にさせない大きなヘッドが好結果に導いてくれます。
●ロフト角/56度●バンス角/12度●長さ/35.75インチ●シャフト/ゼクシオ MP1000 カーボンシャフト(R2、R、SR、S)、N.S.プロ 870GH DST for XXIO スチールシャフト(R、S)●価格/1万9000円+税〜
編集Sのベスト1はコレ!
【ゼクシオ テン ミヤザキモデル(ロフト9.5度/シャフトフレックス・S)】
Myベスト1はこちらのドライバーとスペック。高すぎず低すぎない絶妙な打音が、「飛んでる!」ことを実感させてくれるし、何より飛距離のバラつきが少なかったです。これが「芯食い」テクノロジーの効果なのでしょう。強めのストレートボールでビシバシ飛ばせました!