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“ロフト60度”のウェッジのメリットは?「58度とは違った球が…」と解説

クラブ選びもゴルフの楽しみのひとつ。でも、選んだクラブが合わなかったら楽しくないし、スコアもよくならない。1セット14本、すべてのクラブを悩まず、絶対に後悔しない選び方をギアのご意見番たちが明答! そのクラブの見方や感じ方に、必ず「そうなの!?」と驚いたり「へ~」と関心するはずだ。

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Q、ロフト60度以上オススメする?

ピン グライドフォージド プロ Tグラインド60、62 度

A、58度を開いて打つのとも違ったやわらかい球が出る

検証してわかったのですが、30ヤード以内で大きな差が出ます。ボールの高さや飛距離は58度から2度寝るだけで、飛ばない球筋に変わることを実証済。58度を開いて打つのとは違ったやわらかい球が出ます。コースではこの60度ならではの球筋じゃないと寄らない状況に遭遇することがあるので、僕は入れておきたい1本です(石井)

足場もグリーン面の傾斜も下っていて、飛距離を抑えつつ止めなくてはいけない場面からのアプローチは、60度のウエッジがスコアを崩さないための強い武器になる

レッスンでも「ロフトなりに打つ」という言葉がよく使われているように、ロフトが寝ていれば球は勝手に高く上がってくれる。フェースを開いて打つのが苦手な人にはいいですね(今田)

いかがでしたか? ぜひ、ロフトの度数も意識してみてください!

鹿又芳典
●かのまた・よしのり/小誌で20年近くギア企画を連載するクラブコーディネーター。大手メーカーから地クラブ系まで、年間1000本以上のクラブを試打している。

石井良介
●いしい・りょうすけ/PGAティーチングプロ資格をもつプロゴルファーだが、クラブへの斬新なコメントが好評を得ており、さまざまなメディアに出演する試打職人。

今田駿作
●いまだ・しゅんさく/超がつくゴルフマニアで、新旧クラブの知識が豊富。クラブ収集家としての一面もあり、自宅には1万本を超えるクラブと工房をもっている。

写真=相田克己、田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC

写真=相田克己、田中宏幸協力=日神グループ 平川CC

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