“タイガー・ウッズ”に激似…!? 今季2勝のPGAプロのスイングを解説！

今月はPGA ツアーのトップ選手のスイングを紹介。トップクラスの選手のスイングも、アマチュアが意外とマネしやすいポイントがあるんです！ ※選手の記録は9月9日現在のもの

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タイガー・ウッズに近いアドレスとバックスイング！ トップまで右足ダウンでは動かさず、股関節をフル回転

下半身の体重移動を抑えた静かなスイング

今シーズン２勝をあげて、世界ランキング７位まで浮上したマックス・ホーマ。まず、参考にしてほしいのはバランスがとれたアドレスです（❶）。タイガー・ウッズにも似ている構え方で、手元の位置、スタンス幅、両腕の角度などが理想的なポジションになっています。バックスイングで右足がまったく動かないのもタイガー・ウッズにそっくりです。

そして、トップ（❹）ではシェフラーと同じように左ヒジを軽く曲げて、ダウンスイングではしなやかに腕を加速させています。ただし、下半身の使い方はシェフラーとは違います。シェフラーは横方向の体重移動がメインでしたが、ホーマは体重移動を抑えつつ股関節をしっかり使っています。ダウンスイング（❺、❻）では左足の地面反力を生かし、右足を前に出すことによって股関節をフル回転させて飛距離を出している。その結果、フォローでは左右の股関節が完全に目標方向を向いています（❼）。

いかがでしたか？ ぜひ、世界の選手のレッスンを参考にしてみてください！

構成＝野中真一　写真＝田邊JJ安啓

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