強い低弾道で飛ばすには…!? 「アドレスは…」と中島啓太が解説
球筋は、つねに真っすぐがベストではない! 「とくにドライバーは球筋を曲げたり、打球を低く抑えることができるとワンランク上のプレーやスコアメイクができます」と、教えてくれた3選手のドライバーテクニックを習得しよう!
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強風でも影響を受けにくい低弾道で飛ばす
アゲンストや強い横風のときは、低いライナー性のボールで風の影響を抑えた球を打ちます。感覚的には弾道の最高点が普段の半分。林よりも上に出ない高さの球です。アドレスはボール位置を右寄りにしてグリップを短く持ち、スタンスを狭めて左足体重で構えます。
そして、左足体重のまま左ヒザを曲げてバックスイングし、その左ヒザを伸ばしながら振り抜きます。普段よりロフトを立てて、少しカット気味の軌道でヘッドを鋭角に入れるのがポイントです。
少しカットで左に振り抜く
左足体重のまま振るぶん、ややカット軌道になるので、それに逆らわず自然に左に振り抜いていく
左足体重でシャフト垂直の構え
アドレスは左足体重で、ボール位置も右寄り。シャフトが地面と垂直になるように構え、左足体重のままスイング
グリップは短く握る
グリップの中ほどを握るくらい短く持って、シャフトのしなりを抑えつつ小さなアークでコンパクトに振る
いかがでしたか? 中島選手のアドバイスを参考にしてみてください!
中島啓太
●なかじま・けいた/2000年生まれ、埼玉県出身。177㎝、75kg。アマチュア世界ランキング1位、国内男子ツアーではアマチュア優勝をはたし、昨年9月にプロ入り。今季はASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメントと横浜ミナト チャンピオンシップを制し、ツアー通算3勝をあげた。フリー。
構成=鈴木康介、小山俊正
写真=相田克己、田中宏幸
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