7番アイアンで“190ヤード”飛ぶ!岩男プロがつるやの最新クラブを試打
TR-01アイアン実打レポート!番手ごとに打ちたい弾道が打てる!
真剣にスコアアップを目指す、向上心に溢れたゴルファーに使ってほしいクラブがある。つるやのニューモデル「TR‐01」は、スマートでシンプルな形状、コースマネジメントできる操作性など、頼りがいのあるなかにやさしさを兼備。手にすることで上達できる、今どきのアスリートモデルの最高傑作を作り出した。試打を依頼したクラブへの造詣も深い岩男健一プロいわく、「この手のクラブはとくに、アイアンの性能が重要です」ということで、アイアン全番手を中心にインプレッションをしてもらった。
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【#5/#6/#7】ツアープロモデルと遜色ない形状と性能
まず、打感と打音がいいですね! 5番アイアンはロフトが21度あっても立っているように見えない。UTと同じくらい高弾道で、グリーンに止まる十分な高さが出ます。僕たちプロが使っているアイアンに近い形状や性能です。飛距離性能も高くて、僕のドライバーのヘッドスピードは40後半ですが、7番アイアンで190ヤードは飛んでいます。
【#8/#9/PW】アドレスしても打っても真っすぐ
ヘッドの座りがとてもよくて、地面に置けば自然にターゲットに向いてくれます。打球もねじれず真っすぐ飛び多少薄く当たっても飛距離のバラツキが少ない。それでいて操作しやすい振りやすさもあるので、アスリート好みのショートアイアンですね。
【48°/52°/56°】ミスなく球筋を操れる
このウエッジは芝の上でこそ威力を発揮しますね。ソールの後ろまで地面に当たるバンスの付き方で、ソールがきれいに滑ってくれるなど、バンスによるお助け機能をはっきりと感じます。開いても、刃が出ないしバンスが邪魔をしない。小ぶりで操作しやすいのも気に入りました。
TR-01はフルセットで組むのがオススメ!
アイアンを高く評価した岩男は、ウッド類も試打して「TR-01はフルセットで組んだほうがいい」とコメント。じつはコレ、メーカーもオススメするポイントのひとつなのだ!
「たわみ曲線統一理論」で全番手打ち方もタイミングも同じでOK!
多くのシャフトは、各番手用の長さにカットして組み立てるが、短くなるとシャフトが硬くなるため、全番手同じモデルや硬さ、重量であってもしなるタイミングが変わってしまう。しかし、つるやのオリジナルシャフトはカットしない「各番手専用シャフト」で製造している。
「全番手、しなり方もタイミングのとり方も同じでいいので、スイングも同じでいい。これはミスを減らすことにつながりますね。手間もコストもかかるはずなのに、理想を追求したすごいシャフトです!」(岩男)
性能差がはっきり出ているのでより最適が見つかる2タイプ
ドライバーにもこだわりのカップフェースを採用し、反発エリアの拡大、打感のよさを向上。「460は、安心感のあるサイズと顔。弾きが強くて高弾道・高初速で飛ばせるやさしいモデルです。440は、小ぶりで低スピン、フェースに球が吸いつく感触など、上級者やハードヒッター好み。ライ角も変えるなど、使い手のことをよく考えた設計になっています」(岩男)
TR-01 ドライバー 460(左)/440(右)
やさしいFW・UT「#3+」がおもしろい!
FWもUTも球が楽に高く上がってくれる低重心。抜けのよいラウンドソールはさまざまなライから打ちやすい。「キャリーを伸ばして飛距離をかせげるクラブですが、#3+だけはディープフェースで別モノ。ドライバーが苦手な人や狭いホールで、スコアメイクのための強い武器になってくれそうなおもしろい1本でした」(岩男)
TR-01 FW
TR-01 UT
いかがでしたか? ぜひ「TR-01」を試してみてくださいね。
試打・解説=岩男健一
●いわお・けんいち/1987年生まれ、和歌山県出身。07年にプロ入りし、ツアーに参戦中。ギアの知識も豊富で、その模様やレッスン、さまざまな実験を配信するYouTubeチャンネル「わっほーまっちゃんの日常」が大人気。フリー。
写真=相田克己
協力=太平洋クラブ 成田コース
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