正しい“インパクト”はどっち?長いインパクトゾーンを作るコツを解説
FWやUTは「払い打ち」が理想で、そのためには腰の使い方が肝心。しかし、それがうまくできないのならじつは「手打ち」でもOKだという。その両方の打ち方を教わった。
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インサイドからクラブが下りて自然と払い打てる
アイアンよりも重心が深く、シャフトが長いFWやUTの機能を引き出すには、長いインパクトゾーンでボールをとらえるスイングが理想です。
ゆるやかな入射角でボールをヨコからとらえ、フォローも低く長く出す。これなら打ち出し角や方向性も安定しますし、FWやUTのソールの広さも生かせます。
そのために大事なのは、腰を使ってスイングすること。手打ちはカット軌道になりやすく、入射角が鋭角にもなる。無理に手で払い打ちを作ろうとすると、ダフリやトップのミスが出やすくなります。
正しい腰の使い方がわかれば、ボールをインサイドからとらえられ、軌道も自然とゆるやかになるのです。
ゆるやかな入射角の長いゾーンで打てる
ヘッドの入射角はアッパーではなく、わずかなダウンブローが理想。ゆるやかにヘッドが下りてきて、長いゾーンを低く真っすぐ動かしながらインパクトする
腰を使わないとスエーやあおり打ちになりやすい
〝悪い手打ち〟は鋭角なカット軌道になってしまう
体重配分は左右5対5
ボールはアイアンよりも左
FWもUTも、アドレス時の体重配分は左右5対5で真っすぐ立つ。ボール位置はアイアンが真ん中だとしたら、UTはボール半個、FWは1個ぶん左寄り
いかがでしたか? FWやUTを打つときは腰を使ったスイングを意識してみてください。
レッスン=柳橋章徳
●やぎはし・あきのり/1985年生まれ、茨城県出身。プロやアマチュアを指導のほか、YouTubeで「Ready Golf TV-レディゴル」を配信。ゴルフ専門のオンラインサロンの運営も行なう新世代コーチ
構成=鈴木康介
写真=圓岡紀夫
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)
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