小祝さくらのスイング徹底解説!「三角形の形がすごくきれい」と大西コーチ

7月9日に行われたJLPGAツアー「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」の最終日において、通算9勝目を挙げた小祝さくらプロ。

そんな彼女のスイングを、女子プロのコーチも務める大西翔太コーチに解説して頂きました!

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賞金女王も狙える!腕と肩の三角形キープがミート率を上げる

スイングの再現性は上半身で作る

小祝選手は賞金女王を獲りたいという気持ちがとても強く、昨シーズンの悔しい気持ちをバネに今年も活躍してくれると思います。

オーソドックスで誰でもマネしやすいスイングで、1のアドレスも両腕と肩で作られる三角形の形がすごくきれい。アマチュアは右肩が下がりすぎる傾向がありますが、小祝選手は両肩ともほぼ同じ高さで構えています。この三角形はスイング中も崩れません。

三角形をキープするコツはお腹の回転でクラブを上げ下げすること(2)。そのまま体をねじって、3のトップまでいき、ダウンスイングからインパクトでも三角形を崩さないよう振る。この上半身の形を身につければミート率だけでなく再現性も高くなるので、どんな場面でもプレッシャーに強くなるスイングが身につきます。

小祝さくら

●こいわい・さくら/1998年生まれ、北海道出身。158cm。21年はダイキンオーキッドレディス、Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント、NEC軽井沢72ゴルフトーナメント、CAT Ladiesで優勝し、20-21年シーズンの賞金ランキングは自己最高の3位に。ニトリ所属。

いかがでしたか? 小祝プロの活躍から目が離せませんね!

解説=大西翔太

●おおにし・しょうた/1992年生まれ、千葉県出身。水城高校ゴルフ部を経てティーチングプロを目指し、JPGA公認A級の資格を取得。青木瀬令奈のコーチを務め、昨年のツアー2勝目に大きく貢献。ジュニアゴルファーの育成に尽力している。

写真=中野義昌、相田克己、田中宏幸

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