スピンアプローチの超簡単な打ち方は?「ウィークグリップでさらに…」とコーチが解説

アプローチの高さや球質を打ち分けるために、スイング自体を大きく変えるのは難しい。グリップの握り方だけなら簡単に変えられる

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握り方を変えればスイングも自然と変わる

スイングを大きく変えて打ち分けるのは難しい

アプローチを寄せる確率を上げるには、状況に応じていろいろな球を打ち分ける必要があります。

しかし、スイングを何種類も使い分けて球筋を打ち分けるには練習量も必要ですし、何より複雑で難しい。それよりもグリップの握り方を変えてしまえば、スイングを大きく変えなくてもクラブの動きやインパクト時のフェースの当たり方が自然と変わるので、よりシンプルに打ち分けができます。

具体的には、球を転がしたいときはストロンググリップに、球を上げたいときはウィークグリップで握る。スピンを利かせたいときはウィークグリップで、さらにフィンガー気味に握るのがポイントです。

握り方に応じて球の位置や構え方も変わってきますが、それも「グリップによって結果的に変わる」という感覚です。

①ランニングアプローチは→ストロンググリップ
②ピッチショットは→ウィークグリップ
③スピンアプローチは→ウィーク&フィンガー

いかがでしたか? グリップの握り方を変えるとスイングや球筋も変わってきます。うまく打ち分けできるように、安岡コーチのレッスンをぜひ参考にしてみてください。

レッスン=安岡幸紀

●やすおか・ゆきのり/1988年生まれ、高知県出身。高知高校ゴルフ部で活躍。卒業後、指導者の道に進み、日本プロゴルフ協会のティーチングプロA級を取得。東京都の赤坂にある「ゴルフスタジオ ザメッド」でアマチュアレッスンを行なっている。CHEERS GOLF代表。

構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=日神グループ 平川CC

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