ジェイソン・デイのスイングを解説!捻転から回転にチェンジ
世界イチのツアー、PGAのトーナメントも毎週熱戦が繰り広げられている。たくさんのスター選手のなかから、今季絶好調と復活を遂げた選手たちをピックアップ。好成績をあげているスイングのポイントにスポットを当てた解説は、みなさんの上達やスコアアップにも役立ちます!
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ジェイソン・デイ 捻転から回転にチェンジ腰痛も解消して絶好調
ジェイソン・デイ
●1987年生まれ、オーストラリア出身。183cm、88kg。プロ13勝。2015年には全米プロを制し世界ランキング1位になったが、故障などで低迷。2016年以来勝利はないが、今シーズンはベスト10フィニッシュを連発し復調の兆し。
以前は腰痛に悩まされていたジェイソン・デイですが、クリス・コモの指導を受けるようになって解消され、スイングが完成されつつあります。
以前と比べるとバックスイングで体をねじる量が減り、ほどよく力感も抜け、負荷の少ないシンプルな回転動作が目立つようになりました。
しかし、切り返しの強い踏み込みやダウンスイング以降のパワフルさは健在。低い位置から一気にクラブをリリースして振り抜き、ヘッドを走らせています。
いかがでしたか? 腰痛などもスイングで痛みが消えることもあります。ぜひ気になる方は自分のスイングを見直してみましょう。
解説=吉田洋一郎
●よしだ・ひろいちろう/1978年生まれ、北海道出身。海外に出向き、名コーチのメソッドを学んだり、ツアーで選手のスイング観察・分析を行なうプロコーチ。レッスン活動のほか海外ツアー中継の解説も務める。日本ゴルフスイング研究所主宰。
構成=鈴木康介、編集部
写真=田辺JJ安啓、田中宏幸
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