パターかアイアン、どっちで打つのが正解?桂川有人プロが解説
冬場はアプローチのミスでスコアを崩しがち!冬芝から上手に寄せるための狙い方や打ち方をツアープロが伝授。次のラウンドではこれらを実践してベタピンにつけよう!
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カラーからの寄せはショートアイアンも選択肢のひとつ
グリーンのカラーにボールがある状況は、カラーの芝にどのくらいボールが食われるかがわかりにくいので、パターでは距離感を出しにくく感じることが多々あります。そんなときはアイアンで転がすのがオススメ。8番か9番アイアンまで思い切り番手を上げたほうが冬でもザックリしにくいし、転がすイメージが出やすくなります。 僕は、ボールは真ん中に置いて左足体重で構えます。体重移動をせず、両肩と手元でできる三角形を崩さない。ヘッドの軌道は真っすぐを意識して、距離感は振り幅の大きさで出します。
インパクトの強さを変えずに等速で振る
ボールをヒットするというよりも、等速・左右均等のストロークのなかで自然にボールをとらえるようなインパクトをイメージ
真っすぐの軌道で払い打つ
ヘッドは真っすぐ動かすイメージだが、極端に「真っすぐ」とは考えず、自然とゆるやかなアークを描いてOK
両腕のなかの三角形を崩さずスイング。少しキャリーするぶんカラーの影響を受けずに打ち出せるので、狙った距離感を出しやすくなる
いかがでしょうか?カラーからのアプローチで苦戦している方は桂川プロのショートアイアンでの寄せを実践してみましょう。
桂川有人/かつらがわ・ゆうと
1998年生まれ、愛知県出身。167cm、
70kg。中学卒業後フィリピンにゴルフ留学し、帰国後は日大ゴルフ部で活躍。年にプロ宣言し、22年はレギュラーツアーで初勝利をあげ、賞金ランキング5位に入る活躍を見せた。国際スポーツ振興協会所属。
構成=三代 崇、鈴木康介、編集部
写真=相田克己、田中宏幸
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