パターも“プレーン”を意識!正しいストロークをゴルフコーチを解説

2022ドライバーのベストレッスンセレクション! 今回は星野豪史さんのパット上達レッスンをご紹介。

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オンプレーンとフェース開閉の度合いはライ角が教えてくれる!

ドライバー

クラブのなかで一番長いドライバー。ライ角どおりに構えるとシャフトの傾きが一番きつくなり、ヘッドが描くイン・トゥ・インの円弧もきつくなる。そのぶん、フェースの開閉度合いも自然と大きくなる

7番アイアン

ライ角どおりに構えると、ドライバーよりもシャフトが立ち気味になり、スイング軌道はアップライトになるのがオンプレーン。ヘッドが描く円弧とフェースの開閉度合いはドライバーよりもゆるやかになる

パター

シャフトが地面と垂直ではなく、ライ角なりに傾いているぶん、真っすぐではなくややイン・トゥ・インに動くのがオンプレーン。フェースの開閉度合いも少ないが、終始目標に対してスクエアではない

ストロークで大切なことは「オンプレーンで振る」ことと「芯で打つ」ことです。パターをパームグリップで握り、前腕とシャフトを一直線にするとオンプレーンで振る準備ができますが、振り出してからも正しいプレーンを描くことを意識してください。

スタン・アトレーからもいわれました。「ゴウシ、キミはショットやアプローチではプレーンを気にしているだろ? なぜ同じくらいパットでもプレーンを意識しないんだ」と。ショットとパットを別物として考える人もいるでしょう。しかし、そう考える、または考えなくてはいけない人ほどパットが苦手で、構え方や握り方、パターも長尺など、変則といわれる形になり、イップスにもかかりやすい。スイング(ストローク)は、ドライバーからアプローチまで、ではなく「パットまで全部一緒」が理想で、プレーンはクラブなりのイン・トゥ・インが基本なのです。

いかがでしたか? ライ角通りにスイングすればフェースの開閉の度合いもわかる! ぜひこの記事を参考にして練習してみて下さい。

星野豪史
●ほしの・ごうし/1972年生まれ、東京都出身。94年に渡米し、ゴルフ理論を学ぶ。最新のスイングを研究し、プロや一般アマチュア、ジュニアを指導。東京都・虎ノ門の54GOLF CLINIC代表。

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