打ち出しと最高到達点にこだわった“最新スチールシャフト”!ゴルフコーチが試打解説
クラブの打ちやすさはシャフトで決まる! 最新技術を搭載した、飛ばせる最新シャフトを試打インプレッション!
今回は、トゥルーテンパーの最新モデル「Elevate MPH 95」をアッキー永井に試打解説してもらいました。
最大級の高さを実現する最新スチールシャフト
スチールシャフトの老舗として多くのゴルファーに愛用されているトゥルーテンパー。1980年に発売され圧倒的な支持を受ける定番シャフト「ダイナミックゴールド」をはじめ、多くのラインナップがユーザーのハートをつかんでいる。
「Elevate MPH 95」は、そんなトゥルーテンパーが新たに世に問う、最新のスチールシャフト。「MPH」とは、“Maximum Peak Height”の略。ボールの打ち出し角と最高到達点が最大になるように設計されている。クラブとボールの低スピン化が進む昨今、多くのアベレージゴルファーにとってアイアンでボールが上がりにくいという課題がある。それを解決するコンセプトで生まれた次世代のスチールシャフトだ。
Elevate MPH 95●モデル(フレックス)/EL95MPHS-405、40、395、39、385、38、375、37、365(いずれもR、S)●重量/101g(S*カット前重量)●長さ/40.5~36.5インチ(0.5インチ刻み9種)●キックポイント/先調子●オープン価格(編集部調べ:9900円前後)※2023年1月20日発売予定
●商品の問い合わせ/トゥルーテンパースポーツインクジャパン(問)03-5846-9553 truetemper.co.jp
ボールが高く上がり方向性アップも期待できる
カット前重量が約100gというやや軽量のスチールシャフトですが、中間から手元寄りにしっかりした剛性感があり、タイムラグがなく振っていける操作性のよさを感じます。
先調子系の先端が動く挙動で、ボールはややつかまりますが、左にいく感じはない方向性のよさが印象的です。定番の「ダイナミックゴールド」と比較すると、はるかにボールが高く上がりやすく、硬いグリーンでもピンをデッドに狙っていけるでしょう。
いかがでしたか? 今回は「Elevate MPH 95」をレポートしました。気になる方は是非一度、手に取ってみて下さい。
試打・解説=アッキー永井
●1987年生まれ、神奈川県出身。キャンバスゴルフアカデミーを主宰し、千葉県を中心に活動。形や常識にとらわれず、物理学や解剖学といった視点から、スイングメカニクスを分析する理論派コーチ。ギアにも詳しい。
構成=コヤマカズヒロ
写真=小林司
協力=ジャパンゴルフスクール