振りやすく“高さ”と“方向”を揃えやすいシャフト!ゴルフコーチが試打解説
クラブの打ちやすさはシャフトで決まる! 最新技術を搭載した、飛ばせる最新シャフトを試打インプレッション!
今回は、フジクラの最新モデル「SPEEDER NX GREEN」をアッキー永井に試打解説してもらいました。
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独自の技術力でトルクを自在に設計
10年続いた「SPEEDER EVOLUTION」ブランドを一新した「SPEEDER NX」が、昨年大ヒット。多くのツアープロが使用しただけでなく、アマチュアにも扱いやすいと評判で大人気となった。
新作の「SPEEDER NX GREEN」は、昨年モデルの「NXブルー」をベースに、さらに進化を遂げた飛距離アップを可能にするシャフト。
シャフト全長のトルク分布を緻密にコントロールするフジクラ独自のテクノロジー「VTC」は今作にも搭載。中間部と手元側のねじり剛性差を大きくすることで、さらにボール初速がアップする性能を高めた。しなやかな切り返しから、先端部の剛性によって、より前に飛ぶ強い弾道を実現するモデルだ。
SPEEDER NX GREEN●モデル(フレックス)/SPD NX GR 40(R2、R、SR、S)、50(R、SR、S、X)、60(SR、S、X)、70(S、X)●重量/48~77.5g●トルク(SPD NX GR 50・S)/4.9度●長さ/46インチ●キックポイント/中調子●価格/4万4000円
●商品の問い合わせ/藤倉コンポジット(問)03-3527-8433 www.fujikurashaft.jp
剛性差を活かしたニュートラルな挙動
振りやすさがあり、高さと方向性がそろいやすい印象を受けました。トルクをシャフト各部で最適にするテクノロジーによって、振りやすくなっているのがわかります。ニュートラルな挙動であり、適正となるゴルファーはとても多いと思います。
弾道は高さもスピン量も一定していて、安定感があります。中間部と手元側の剛性差でタメを作りながら、先端部の高い剛性で曲がりの少なさと打球の強さを生んでいます。
いかがでしたか? 今回は「SPEEDER NX GREEN」をレポートしました。気になる方は是非一度、手に取ってみて下さい。
試打・解説=アッキー永井
●1987年生まれ、神奈川県出身。キャンバスゴルフアカデミーを主宰し、千葉県を中心に活動。形や常識にとらわれず、物理学や解剖学といった視点から、スイングメカニクスを分析する理論派コーチ。ギアにも詳しい。
構成=コヤマカズヒロ
写真=小林司
協力=ジャパンゴルフスクール
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