【どっち?】ダウンブローになる“仮想ボール”とは?アイアン巧者のプロがレッスン!
アイアンショットはグリーンなど狙ったエリアに正確に打ちたい。しかし、さまざまなシチュエーションやライがあって一筋縄ではいかないことも。そこで今月は、ツアープロが状況に合わせて使う“実戦テク”をレッスン!
ショットの精度アップだけでなくコース攻略の幅も広がる上達のヒントを、塩見好輝さんに教えてもらいました!
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ボールの少し先を意識すれば自然と長いターフが取れる
プロのアイアンショットはターフが取れますが、これは、あらゆるライに対応しやすいダウンブローで打った結果で、意識してターフを取っているわけではありません。そのダウンブローも意図的にヘッドを鋭角に入れようとはしていません。
僕の場合、ボールの少し先、具体的にいうと「ボール1個ぶん先の仮想ボールを打つ」というイメージをもっています。そうすると、ヘッドの入射角がきつくなりすぎない。インパクトゾーンも長くなるため、薄く長いターフが取れるようになります。
今のアイアンは昔よりも重心が低くなっているので、あまり鋭角に打ち込まなくてもボールが高く上がってくれます。ゆるやかなダウンブローでボールをとらえることを基本に、グリーンを狙ってください。
今どきアイアンはゆるやかダウンブロー
スイング軌道の最下点がボールの少し先になるので、ボールをクリーンにとらえやすく、ターフが自然に取れる。
いかがでしたか? これらを実践して、ショットの精度アップだけでなくコース攻略の幅も広げましょう!
塩見好輝
●しおみ・こうき/1990年生まれ、大阪府出身。172㎝、65㎏。東北福祉大ゴルフ部を経て12年プロ転向。14年シーズンに初シードを獲得。今季は下部ツアーを主戦場とし、レギュラーツアーのシード復活を狙う。国際スポーツ振興協会所属。
構成=小山俊正、三代 崇
写真=相田克己
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