日本シャフト新モデルの「人気1位」は?30人が“ガチ試打”してランキング
真夏の猛暑のなか、日本シャフトの試打会に訪れた熱心なゴルファー30人に「レジオ フォーミュラ」6モデルを打ってもらってフィッティング。1番人気はどれ? 最適モデルの感想は? 「レジオ」のすぐれた機能や魅力をレポートする。
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「レジオ」を選択肢に入れないなんてもったいない!
人気・話題のドライバーシャフトは多数あるが、選ぶときに日本シャフトのカーボンを選択肢に入れているだろうか? 日本シャフトといえば、「モーダス³」や中軽量の「950・850GH neo」「ゼロス」などスチールシャフトの人気は圧倒的。その人気を誇る高いテクノロジーをもったメーカーが作り出すカーボンは、これまた高性能であることは間違いなく、昨年の賞金女王・稲見萌寧や、今シーズン絶好調の藤田さいきも使用中と聞けば、気になるゴルファーも多いだろう。
現在の主力モデル「レジオ フォーミュラ」シリーズは、計6モデルをラインナップ。飛距離性能、方向性の向上、振り心地などのフィーリング面まで訴求し、個性をもたせた6モデルのよさを知ってもらうために試打会へ。30人のゴルファーが選んだモデルと試打感想を参考に、ぜひ「レジオ」をリシャフトの候補に入れてほしい。
30人試打の1番人気は「MB+」
1番人気となったのは「MB+」。飛距離性能はもちろん、方向安定性にもすぐれていて、さまざまなスイングタイプがいたなかでも、もっとも幅広いゴルファーに合い「飛んで曲がらない」という感想が多かった。
また、試打の際には主流の高慣性モーメントのヘッドを打ってもらったが、自身が使っている高慣性モーメントヘッドのドライバーよりも「振り心地がいい」「タイミングが合わせやすい」という声も多く、最新ドライバーとのマッチングのよさを発揮していた。
●TYPE45、55、65、75●中元調子●フレックス/R~X●トルク/4.4度(TYPE55・S、X)●長さ/46インチ●価格/6万500円
僅差の2位は「M+」!
「M+」は単に飛距離性能が高いだけではなく、毎ショット、打球の高さや曲がり幅が同じでスピン量も一定になりやすい。エネルギーロスも少なく飛距離のバラツキも少ない。そんな「M+」は、「飛ばしたいけど曲がるのはダメ」「フェアウェイをキープしたい」とスコアメイクに直結する結果を求めるゴルファーの支持を集めた。効率よく、安定した飛ばしを得たいゴルファーにオススメのシャフトだ。
●TYPE45、55、65、75●中調子●フレックス/R~X●トルク4.3度(TYPE55)●長さ/46インチ●価格/6万500円
叩ける人に人気の「B+」!
ボールを叩いて飛ばしたい。でも叩くと曲がってしまう……。そんなゴルファーに合う特性をもった「B+」は、その性能どおりHS42以上のゴルファーに人気。スイング中につぶれたシャフトが復元する“つぶれ戻り”の大幅な向上で、強振・強打しても左ではなく、狙った方向に正確に高初速でボールを打ち出す。ハードヒッターの大きな悩みでもあるスピン過多を防ぐロースピン弾道も魅力のひとつだ。
●TYPE45、55、65、75●元調子●フレックス/R~X●トルク4.3度(TYPE55)●長さ/46インチ●価格/6万500円
「MB、M、B」の3モデルは3人ずつで4位タイ
旧モデルは、3人ずつで4位タイ。旧モデルといっても「こっちのほうが振りやすくて合う!」というゴルファーは少なくない。それぞれが「+」がつくモデルと同じ特徴をもっているが、フィットした主な理由は「+」よりもシャフトの“仕事量”がやや多く、飛距離アップやミスを補正するしなりや動きを、スイング中にはっきり感じたい人に好評だった。こちらも今なお捨てがたい現役モデルだ。
●TYPE55、65、75●元調子●フレックス/R2~X●トルク3.6度(TYPE55)●長さ/46インチ●価格/3万9600円
●TYPE55、65、75●中調子●フレックス/R2~X●トルク4.2度(TYPE55)●長さ/46インチ●価格/3万9600円
●TYPE55、65、75●中元調子●フレックス/R2~X●トルク3.9度(TYPE55)●長さ/46インチ●価格/3万9600円
ドライバー用としてだけでなくアイアンシャフトとの相性で選ぶこともできる!
試打会で多くの方に「レジオ」の魅力を体感していただくことができましたが、フィッティングの際には使用中のアイアンシャフトもお聞きしています。ありがたいことに、今回の30人中、26人の方が弊社のスチールシャフト、「モーダス³」、「950、850GH」などの中軽量モデル、「ゼロス」ユーザーでした。
「レジオ」はそれらのアイアン用シャフトとのマッチングも考えて開発されたカーボンシャフトで、たとえば「MB+」はモーダス³の115や105、125と、「M+」はモーダス³130や850、950GHneo、「B+」はモーダス³120やゼロスとの相性がいいのです。
今回の試打でもこの設計コンセプトは弊社の意図どおりで、アイアンとのマッチングをベースにモデルを選び、多くの方から「ドライバーもアイアンと同じスイングやタイミングで打っていい球が出る」と高評価をいただけました。飛距離や方向性だけでなく、フィーリング面でも最適なシャフトが見つかる「レジオ」をぜひお試しください。
●商品の問い合わせ/日本シャフト(問)045-782-2562
いかがでしたか? この記事を参考にぜひ「レジオ」を手に取ってみてください。
写真=中野義昌、小林司
協力=東宝調布スポーツパーク、田無ファミリーランド
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