芹澤信雄のアプローチシャンク撲滅法！「防ぐ方法はふたつある…」とレッスン

ベテランになってもアプローチのシャンクに悩まされる人が少なくない。

この原因を解明し、対策をしっかり立てよう。

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グリーンまわりのシャンクを防ぐ方法はふたつある！

ピンに寄せたい気持ちが強くなると、クラブを目標方向に真っすぐ振り出しがち。すると左ワキがあき、手が体から離れてしまう。アプローチはスタンスをオープンにしているため、このミスが顕著に表れ、ネック側に球が当たりやすい、と芹澤信雄は指摘する。

「ベテランの上級者でも左ワキがあまくなる（あく）ことがあるので、まずは左の上腕と体を密着させ、左ワキをギュッと締めることが大切。そして、体の回転でクラブを左に振り抜きましょう。また、スタンスをクローズにして、フォローでフェースが下（地面）を向くように手首を積極的に返すのも有効。スイングのイメージを大きく変えると、恐怖心がなくなり、うまく打てますよ」

POINT1：左ワキを締めてクラブを左に振る

アドレスはスタンスをオープンにして、左ワキをギュッと締める。そして体の回転を使いながら、フォローでクラブを体の左サイドに振り抜く。こうすれば手が体の近くを通り、ミート率が上がる

POINT2：手首を積極的に返す

スタンスはややクローズ。体の回転より腕の振りを重視し、インパクトで手首を積極的に返す。フェースの真ん中に当たるようになったら、スタンスをスクエアに戻し、通常のリストターンで打つ。こうして段階的に修正していくのも有効

いかがでしたか？　芹澤流の手首と腕の使い方を意識してぜひ練習してみてください。

構成＝小山俊正
写真＝圓岡紀夫
協力＝チームセリザワゴルフアカデミー

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