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ウェッジの性能を100%発揮する“振り方”とは?石井良介プロが分かりやすく解説!

「買ったクラブが合わない!」「最初はよかったのにダメになってきた……」。そんな残念な思いをしている人は『そのクラブに合う振り方』をお試しあれ!あなたのクラブの特徴や機能をフルに発揮する振り方を解説&レッスンします!

今回は、ピンの「GLIDE 4.0」ウエッジをピックアップして、ウエッジを使いこなすコツを石井良介プロに解説してもらいます。

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ピックアップギア:ピン GLIDE 4.0

バックフェースの「エラストマーCTP」を前作比約36%に増量。ひと回り大きめでやさしさと操作性を両立したウエッジ

「ソールから接地」がウエッジの機能を発揮させるコツ

【使いこなせない原因】ボールを右に置くとソールが活かせない。ボール位置が右寄りでクラブが鋭角に下りるとウエッジの刃が刺さってチャックリになりやすい

ウエッジは、複数のソール形状がラインナップされていますが、それぞれに個性的な機能をもたせています。その性能を活かしてほしいのですが、うまく活用できないのが、ボールを右に置いてクラブを鋭角に下ろし、ボールの手前にウエッジの刃が刺さってしまう打ち方です。ウエッジは刃からではなく、ソールから地面に接地させることが、性能を発揮させるポイントになります。

ダフってOKならアプローチは楽に打てる

【使いこなせる振り方】ノーコック気味にしてソールをすべらせる。ノーコック気味に振って「ソールから」ボールの手前に入れればバンスがすべってくれる

バンスとはソールの出っ張りのことで、これをすべらせるように打つとインパクトの安定につながります。ボール手前の地面にソールを当てる、いわば意図的にダフって打つことがキーとなります。ノーコックでテークバックして、ボールの手前からヘッドを入れると、ソールをすべらせる感覚がつかめる。ダフってもいいと思えたら、アプローチのプレッシャーも軽減できますよね。

ローバンスモデルはフェースを開いて活用

スクエア(左)フェースを開く(右)

ローバンスのウエッジは、プレーヤーがソールの当たり方を調節できるのがメリット。フェースを開くことでバンスがより強調されて、ソールの機能を積極的に使うことができる。

いかがでしたか? 性能を発揮させるために「ソール」から地面に接地させるように気をつけましょう。

解説・レッスン=石井良介
●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。トラックマンを駆使したレッスンが人気のPGAティーチングプロ。YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」が人気で、最新ギアはほぼテスト済み!

構成=コヤマカズヒロ
写真=相田克己
協力=ハンズゴルフ都筑

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