“7番ウッド”はスコアに直結する!「失敗しない選び方」を鹿又芳典が解説【アクセス数記事トップ3】
今回は、「ワッグルONLINE」で8月前半に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気のギア記事TOP3を紹介していきます。
まずご紹介していくのは、第3位の記事です。
【あわせて読みたい】フェースのどこに当たっても飛ぶって本当…!? 『ONOFF AKA』ドライバーを打ってみた
第3位:
アマが選ぶ「ウェッジトップ3」は?選ばれたのは“あのブランド”…!? 選び方のポイントも解説
自分に合ったウェッジを手に入れれば、アプローチは格段に上手くなるはず。そこで、若手現役ツアープロの岡村了プロに、「コースでやさしく打てる」ウエッジの選び方を指南してもらいました。
また、最新ウェッジ14本をインプレッションも行ったので、ウェッジ選びの参考にしてください。
プロでも苦手なアプローチはウエッジで解決
齋藤 私はザックリやトップが多いのですが、それをウエッジで解決することって可能なのでしょうか?
岡村 もちろんです。じつは私もアプローチが一番苦手だったのですが、自分に合ったウエッジを使うことでカバーしてます。
齋藤 えっ、プロも苦手だったんですか⁉
岡村 私の場合、フェースを開いて打つときに打点がバラついたり、手前の芝を噛んでしまって距離感が合わないミスが多かったです。
齋藤 私はあまり難しい打ち方はしません。スクエアに構えて普通に打つだけなのに、ザックリとトップが多いです。
岡村 アマチュアゴルファーの典型的なミスですね。それを解消するウエッジ選びのポイントは3つありますので、順番に紹介していきましょう!
【Point1】ソール幅の広さは必須!バンカー、薄芝にも強い!
最新の人気ウエッジのソール幅を分類すると「狭い」「中間」「広い」の3タイプにわけられますが、ダフリとザックリのミスをカバーしてくれるのが広いタイプです。私も、ちょっとダフリ癖があるので、ツアープロのなかでもソール幅が広いモデルを愛用しています。
ソール幅が広いと、ボールの手前にヘッドが当たってもヘッドが刺さらずにソールがすべってくれる。とくに薄芝や花道では、その効果がはっきり出ると思います。またソール幅が広いウエッジは、バンカーでも砂に潜りすぎないので簡単に脱出できるのも利点です。
【Point2】フェースを開かないならハイバンスがやさしい
齋藤さんの打ち方を見ると、フェースを開かずボールを右足寄りにセットして構えていました。そんなタイプはハイバンスが向いています。
ちなみにバンスというのは、わかりやすく説明するとソールの出っ張り。ハイバンスだと出っ張りが大きいので、ヘッドが地面に刺さらないからダフリにくい。また、バンスが大きいとハンドファーストに構えてもバンスを効かせることができます。
一方のローバンスは、フェースを開いてもソールが地面から浮かないように構えられる。シャフトをストレートに近い角度で構える人に向いています。
【Point3】ザックリしないのはグースネック!
ソール幅が広いウエッジを選ぶだけで、ザックリやダフリの対策になりますが、それでもヘッドが刺さってしまう重度のザックリ癖がある人にはグースネックがオススメです。
グースネックはソール部分がシャフトより後方にあるので、ザックリしていたタイミングや入射角でもセーフになることがあります。
ストレートネックの利点は、目標に向いてフェースをセットしやすいことです。方向性や距離感の精度を上げたいと思うなら、ストレートネックを選んでください。
次に、岡村了プロにウェッジ14本を試打解説してもらいました!
テーラーメイド
MG3 クロームウエッジLB
悪いライでもヘッドを
ボールの下に入れやすい
この形状でローバンスになっていると、ボールの下にヘッドを入れやすいので、傾斜やラフ、ベアグラウンドなどライが悪い状況でもしっかりボールにコンタクトできます。薄芝でトップのミスが多い人にオススメです
SPEC●素材/軟鉄[8620]●ロフト角/56、58、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドHTLABEL(S200)、N.S.PROモーダス3ツアー105(S)●総重量(58度)/約478g(ダイナミックゴールドHTLABEL・S200)●価格/2万5300円~
テーラーメイド
MG3 クロームウエッジHB
ダフリ、ザックリを解消バンカーにも強い!
これはダフリやザックリのミスが多い人に使ってほしいモデルですね。バンスがきれいにすべってくれる感覚があって、ヘッドがボール手前に入ったときでも大きなミスが出にくい。バンカーにも強いウエッジです。
SPEC●素材/軟鉄[8620]●ロフト角/56、58、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドHTLABEL(S200)、N.S.PROモーダス3ツアー105(S)●総重量(58度)/約478g(ダイナミックゴールドHTLABEL・S200)●価格/2万5300円~
キャロウェイ
JAWS フルトウ
開いて打ちやすい激スピン系
スピン性能がとても高いです!フェース全面にスコアラインが入っているので、スピンをしっかり入れられるイメージがわく安心感もあります。開いても打ちやすい形状なので、いろいろなライや球筋に対応できる万能型ですね。
SPEC●素材/軟鉄●ロフト角/54、56、58、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールド(S200)、N.S.PRO950GHneo(S)●総重量(58度)/約473g(ダイナミックゴールド・S200)●価格/2万5300円
ダンロップ
クリーブランド RTX フルフェース
抜けがよくて長いラフに強い!
ヒール側は低く、トゥ側は高いソール形状になっているので、開いて構えてもすごく抜けがいい。このタイプは深いラフや夏ラフに強い。打点が少しセンターからズレても、スピン量がほとんど変わらず安定感があります。
SPEC●素材/軟鉄●ロフト角/50、52、54、56、58、60、64度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールド(S200)、N.S.PRO950GH(S)●総重量(58度)/478g(ダイナミックゴールド・S200)●価格/2万900円~
テーラーメイドMG3 クロームウエッジSB
オーソドックスで平均点が高い
顔もソール形状もすごくオーソドックスでクセがないから、誰が打っても打ちやすい。インパクトでフェースにボールがしっかり乗るので、低い出球でスピンを効かせたり、1ヤード単位の距離の打ち分けがしやすいです。
SPEC●素材/軟鉄[8620]●ロフト角/46、50、52、54、56、58、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドHTLABEL(S200)、N.S.PROモーダス3ツアー105(S)●総重量(58度)/約478g(ダイナミックゴールドHTLABEL・S200)●価格/2万5300円~
ピン
グライド4.0 Tグラインド
10ヤードでもスピンが効いて止まる
短い距離がすごく打ちやすい。ローバンスの抜けのよさを利用すると、10ヤードくらいの距離でもギュギュッとスピンが効いてくれる。フェースコントールもしやすいので、ラインに乗せるアプローチが打てます。
SPEC●素材/8620カーボンスチール●ロフト角/58、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドEXツアーイシュー(S200)、N.S.PRO950GHneo(S)など●総重量(56度)/約460g(ダイナミックゴールドEXツアーイシュー-S200)●価格/2万7500円~
ピン
グライド4.0 Sグラインド
シャープな形状で開いても打ちやすい
他のモデルと比べても、ちょっと小振りに見える顔ですごく構えやすい。ソールの抜けもいいのでカット軌道で高いボールを打ったりするワザが使いやすい。少し長めの50ヤード前後の距離がとて打ちやすかったです。
SPEC●素材/8620カーボンスチール●ロフト角/46、50、52、54、56、58、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドEXツアーイシュー(S200)、N.S.PRO950GHneo(S)など●総重量(56度)/約460g(ダイナミックゴールドEXツアーイシュー・S200)●価格/2万7500円~
ピン
グライド フォージドプロ Sグラインド
出球の高さを調整しやすい
「グライド4.0シリーズ」と比べると、打感がさらによくてスピンが入る。ソール幅が狭いのでダフリのミスにはシビアですが、この抜けのよさは魅力的。ロフトを立てたりして、出球の高さの調整もしやすいです。
SPEC●素材/8620カーボンスチール●ロフト角/50、52、54、56、58、59、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドEXツアーイシュー(S200)、N.S.PRO950GHneo(S)など●総重量(56度)/約462g(ダイナミックゴールドEXツアーイシュー・S200)●価格/3万250円~
ピン
グライド4.0 EYE2グラインド
独特のソール形状でバンカーが超簡単に!
顔もソールも独特の形状ですが、驚いたのはバンカーがめちゃくちゃ簡単に打てること。ボールの手前にヘッドを落としたり、急角度で打ち込んでもヘッドが砂に潜らない。バンカーからフワッと上げて脱出できますよ。
SPEC●素材/8620カーボンスチール●ロフト角/54、56、58、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドEXツアーイシュー(S200)、N.S.PRO950GHneo(S)など●総重量(56度)/約460g(ダイナミックゴールドEXツアーイシュー・S200)●価格/2万7500円~
ピン
グライド フォージドプロ Tグラインド グラインド
30ヤード以内から多彩なワザを出せる
ピンの6モデルのなかではもっとも上級者好みで、テクニックがある人ほどウエッジの性能を生かせる。操作性が高いので30ヤード以内の距離から微妙にドロー回転をかけたり、フェード回転をかけるワザも使えますね。
SPEC●素材/8620カーボンスチール●ロフト角/58、60、62度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドEXツアーイシュー(S200)、N.S.PRO950GHneo(S)など●総重量(56度)/約462g(ダイナミックゴールドEXツアーイシュー・S200)●価格/3万250円~
ピン
グライド4.0 Wグラインド
払い打つタイプには安定感が抜群!
これはダウンブローで打ち込むよりも、レベルブローに近い払い打ちとの相性がいいですね。フェースを開いたりカットに打つよりも、シンプルにストレートやスクエアを意識して打つとアプローチの安定感が高まります。
SPEC●素材/8620カーボンスチール●ロフト角/54、56、58、60度●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールドEXツアーイシュー(S200)、N.S.PRO950GHneo(S)など●総重量(56度)/約460g(ダイナミックゴールドEXツアーイシュー・S200)●価格/2万7500円~
フォーティーン
DJ-5
やさしさ満点だけど中・上級者でも使える
やさしいだけではなく完成度も高い。ソール幅が広いのでダフリに強いが、リーディングエッジ側はスムーズにボールの下に入ってくれるので抜けもいい。初心者だけでなく、中・上級者にもオススメのウエッジです。
SPEC●素材/軟鉄S20C●ロフト角/44、46、48、50、52、54、56、58、60度●シャフト(ワンフレックス)/N.S.PRO DS-91w、N.S.PRO TS-114wなど●総重量(58度)/446g(N.S.PRO DS-91w)●価格/2万6400円
フォーティーン
TK-40 Hiフォージド
ザックリさせるのが難しいくらい!
今回打ったウエッジのなかで、ダフリ、ザックリに対する強さはNo.1!意図的にザックリしようと思って打ってもできませんでした。これだけグースがついていてヘッドが軽いので、絶対にヘッドが刺さりませんね。
SPEC●素材/軟鉄S25C●ロフト角/62度●シャフト(ワンフレックス)/N.S.PRO TS-114w、TS-07Cグラファイトデザイン製カーボンなど●総重量(62度)/464g(N.S.PRO TS-114w)●価格/1万8000円
マジェスティ
W-MOMENT
フェース面が大きくピッチ&ランが打ちやすい
同じロフトのウエッジと比べると、フェース面が大きく見えるので安心感があります。ネック部分に丸みがあるので、ボールを包み込むイメージを出しやすい。ピッチ&ランのアプローチをよく使う人にオススメです。
SPEC●素材/軟鉄[8620]●ロフト角/48、50、52、56、58度●シャフト(フレックス)/N.S.PRO 950GHneo(R、S)、TENSEI for MJ WM60(Wedge)●総重量(58度)/445g(N.S.PRO 950GH neo・S)●価格/2万7500円~
ボールの5センチ手前にヘッドが落ちてもセーフ!
「ザックリもトップも解消してくれたこの3本がよかった!」
【齋藤さんが選んだベスト3】
フォーティーン TK-40 Hiフォージド
ピン グライド4.0 Wグラインド
マジェスティ W-MOMENT
「TK 40フォージド Hi」は圧倒的にミスに強く、ボールの5センチくらい手前にヘッドが落ちてもセーフになる。ピンの「グライド4.0 Wグラインド」はザックリに強いだけでなく、ハーフトップに近い打点でも強く飛びすぎない。マジェスティの「W-MOMENT」はバンスは少ないですがソール幅は広くて抜けがよい。私のように長年ザックリ癖に悩んでいる人は、この3本がオススメですね。
いかがでしたか? 今回の記事を参考にベストなウエッジでアプローチの上達を目指しましょう!
アマチュア代表=齋藤俊さん
●さいとう・しゅん/57歳。本格的にゴルフをするようになって26年目。スコアは安定したショットで80前半も出すが、アプローチのミスで崩れてしまうことが悩み。ウエッジの買い替えも検討中で、この企画に奮って参加。
試打・解説=岡村了
●おかむら・りょう/1996年生まれ、福岡県出身。170cm、70kg。名門・東北福祉大学ゴルフ部でキャプテンを務め、卒業後にプロ転向。今年3月の「THE OKINAWA OPEN」でプロ初優勝を飾った若手のホープ。平川CC所属。
構成=野中真一
写真=相田克己
協力=日神グループ平川CC
アクセス数第2位の記事はこちら。
第2位:
話題の「TW757ドライバー」を打ってみたら驚きの結果に…!? ゴルフ編集者が忖度なしで試打!
ワッグル編集部員が気になるギアを毎月レポートしています。HONMAの「ツアーワールド TW757 Type-S ドライバー」をレポートします。
HONMA
ツアーワールド TW757 Type-S ドライバー
「COME ON!CARBON!」がキャッチフレーズの「TW757 ドライバー」。タイプSとDの2モデルがあってどちらも本間ゴルフらしい美顔ですが、超イケメンの「S」の顔にうっとり。450ccの小顔だし、きっと「S」はスクエアやストレートの頭文字で、「D」よりもボールがつかまりにくくて難しいのかな?と思って打ってみるとやさしく大きく飛ぶじゃないですか!
ボールがフェースに吸いついてから強く弾く「たわんで飛ばす」反発力の高さは、カーボンを効果的に使ったためか。よく見るとクラウンだけでなくソール側のスリットにもカーボンが! キャッチフレーズどおり、CARBON(カーボン)がた~っぶり使われているのです。この辺の技術力の高さもさすが本間!って感じのハイテクドライバーです。
SPEC ●体積/450cc●ロフト角/9.0、10.5度●長さ/45.5インチ(VIZARD SHAFT for TW757)●重さ/約306g(VIZARD SHAFT for TW757・S)●シャフト/VIZARDSHAFT for TW757 ほか●価格/8万5800円~ 本間ゴルフ ☎0120-941-380
今回はワッグル編集部の大浪が気になるギアを紹介しました! 読者の皆さんも注目のギアなので試してみてはいかがでしょうか?
アクセス数第1位の記事はこちら。
第1位:
“7番ウッド”でスコアが劇的に変わる!メリットや「失敗しない選び方」を鹿又芳典が解説
かつては「ぶっ飛び3W」が大ブームとなり、最近は5Wがよく売れているが、今後は7Wが主役になると鹿又は断言! その利点とは?
【動画で見る】“7番ウッド”でスコアが劇的に変わる!メリットや使い方、失敗しない選び方を鹿又芳典が徹底解説
同じロフトのUTやアイアンと比べると
7Wは高さが出るからグリーンで止まる!
私のクラブセッティングは、以前はドライバー・3W・5Wの次に3UT(21度)・4UT(24度)を入れていました。その後、5Wの飛距離性能が伸びてきたので3Wを抜いて、18度のUTを入れていた時期もありましたが、ロフト20度前後のUTは打球が少し上がりにくい。そこで7Wを試したら、これがとてもよかったのです。
7Wの利点は、同じロフト帯の4UTや4Ⅰと比較するとわかりやすいです。私のドライバーのヘッドスピード、42m/秒では4Ⅰは打球が上がりきらない。4UTになるとアイアンよりは少し弾道が高くなって飛距離も出ますが、ライナー系に近い弾道になってしまう。一方、7WはUTよりも最高到達点が10ヤード近く高くなるので、グリーンの上からドスンと落ちて、ランが抑えられた止まる弾道になってくれる。残り200ヤード前後からグリーンに乗る確率が上がりましたね。
7W・4UT・4Iを試打比較してみたら…
7W:弾道の最高到達点が25ヤード以上も上がるので落下角度が大きくなる
4UT:飛距離は出せるけどランが約20ヤードも出てしまう
4I:飛距離も出しにくく、最高到達点もかなり低かった
最新7Wを選ぶときの鹿又流4大チェックポイント
チェックポイント1:長さ
0.25インチの差で距離や振りやすさが全然違う
最新モデルの7Wの長さは42インチが主流ですが、モデルによっては42.25インチと少し長かったり、41.5インチと短いモデルもあります。7Wは0.25インチの違いでも「振り感」が全然違います。41インチ台になると振りやすくて操作性が高い。逆に0.25インチ長くなるとナイスショットしたときの飛距離は5ヤード以上伸びます。ミート率を重視するなら41~42インチ、最大飛距離を求めるなら42インチオーバーもアリです。
チェックポイント2:ロフト
同じメーカーの7Wでもロフト角や飛び方が異なる
7Wもモデルによってロフト角に差があります。標準は21度ですが、今回の15モデルのなかには19度もあれば、22度もありました。ロフト角の違いは弾道の最高到達点よりも打ち出し角への影響が大きい。ロフト22度だとインパクト直後から一気に高く上がりますが、ロフト19度、20度だとゆるやかに上がっていく弾道になります。また、同メーカーのモデル違いは、意図的にロフト角に差をつけているのでしっかりチェックして選びましょう。
チェックポイント3:シャフト重量
最新7Wのシャフトは40g台が主流!「ドライバーより軽い」はNG
ドライバーのシャフトが軽くなっていることに合わせて、FWのシャフトもどんどん軽量化されています。以前はFWでも50、60g台が多かったですが、今はほとんどが40g台。だから、ドライバーで50g以上のシャフトを使っている人が最新の7Wを購入すると、7Wのシャフトのほうが軽くなってしまうことがあります。7Wのシャフト重量は、ドライバーと同じまではOKですが、軽くなるのはNG。リシャフトで重量を変えるのも選択肢のひとつです。
チェックポイント4:ヘッド形状
ディープフェースは高弾道、シャローフェースは超高弾道!
7Wのヘッド形状でチェックしてほしいのはフェースの高さ。最新の7Wはシャローフェースが多いのですが、「ステルス」や「RMX」などは中・上級者でも使いやすいディープフェースになっています。7Wのロフトだとディープフェースになっていても高弾道ボールが打てますし、ディープフェースはダウンブローで打つ軌道と相性がよい。シャローフェースの長所は、払い打ちをしても超高弾道ボールが打ちやすいことです。
いかがでしたか? 今回は鹿又さんに最新7Wについて解説してもらいました!これをきっかけに7Wを使ってみてはいかがでしょう?
試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール
いかがでしたか? 他にも魅力的な記事をたくさん公開しているのでぜひご覧ください。
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