ミートしたい!FW&UTの「アドレス」と「スイング」のコツとは?
「パー4やパー5でのティーショットをFWやUTで打つことは多々あります」と伊藤有志。ドライバーで飛ばすだけではない、その1打がスコアアップにつながります!
今回はFW&UTのティーショットを成功させる「アドレスとスイング」の基本を紹介します。
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アドレスもスイングもアイアンの延長でOK
FWやUTでのティーショットのアドレスやスイングは、フェアウェイから打つときと同じ。ティーアップするとヘッドの上がり際で打ちやすくなるので、ボール位置だけ真ん中ではなく少し左にセットします。そして真正面から見たときに、上体が真っすぐに見える姿勢で構えましょう。
注意したいのはティーアップの高さです。ティーの頭がわずかに見えるくらい。あまり高くなりすぎないようにしましょう。ティーアップが高すぎると、ドライバーのようにボールを左に置きたくなる。すると、目線が遠くなる上体が右に傾いた構えになってしまいます。
大切なのは、飛距離よりも方向性です!アイアンの延長のつもりでコンパクトにスイングするのが一番ですが、バックスイングでは体をしっかり捻転したうえで、トップを小さめに抑えましょう。アイアンよりもボールをやや左に置くため、軽いアッパー軌道でとらえる感覚になりますが、イメージとしては横からの払い打ちです。
上体を真っすぐにセット!ボールを横から払い打つ!
トップはコンパクトでも背中が目標を向くまでしっかり回す(写真左)ボールを払い打つ軌道で体の正面でとらえるイメージでインパクト(写真右)
軸が右に傾くとすくい打ちを招く
間違ったアドレスがミスショットを誘発する。ボールを高く上げたい気持ちから、目線が上がると上体が右に傾きやすい
今回はFW&UTのティーショットを成功させる「アドレスとスイング」の基本を紹介しました。読者の皆さんもぜひ参考にしてみて下さい!
レッスン=伊藤有志
●いとう・ゆうし/1994年生まれ、三重県出身。167㎝、65kg。東北福祉大ゴルフ部を経て、17年にプロ転向。今年出場した5月末までのABEMAツアー、レギュラーツアーは全試合予選ラウンドを通過。両ツアーとも初優勝が期待される。昨年、女子プロゴルファーの大西葵と入籍。アイシグリーンシステム所属。
構成=三代崇
写真=相田克己
協力=船橋カントリークラブ
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