ツアー2勝目・堀琴音のスイングをプロコーチが解説!「手元の低さが“天才的”」
今月は、大活躍している女子プロ3選手をピックアップします。今回ご紹介するのは、堀琴音プロのスイングです。
東京ゴルフスタジオの赤坂友昭コーチに解説してもらいました。
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手元を低く動かすとフェードを打ちやすい!
堀選手もツアー屈指のショットメーカーですが、スイング的には安定性が増すフェードボールを打ちたい人にオススメ。
2のノーコックのバックスイングから6のインパクトにかけては、アドレス時とほぼ同じ高さに手元が戻ってくる。普通、インパクトでは手元が少し浮くのですが、堀選手の低さは天才的です!
これをマネるには、ノーコックの高いトップがポイントのひとつコックを入れないことで手元を高い位置にもっていきやすい。そして、高い位置から振り下ろすことで低い位置にもっていけるのです。加えて、フォローを低く左に振り抜くことも大切で、これによって球筋がフェードになります。
堀選手は「変だけど、ずっとこのスイングだし、これしかできない」といっていますが、再現性や安定感が高まるスイングではあることは間違いありません。その最大のポイントである「手元を低く動かしてフェードを打つ」は、堀選手のスイングを参考にマネてみてください。
いかがでしたか? 今回のレッスンを参考に、理想のスイングを手に入れましょう。
堀琴音
●ほり・ことね/1996年生まれ、徳島県出身。165㎝。昨年ツアー初優勝を果たし、今季は明治安田生命レディスで2位タイ。Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントでツアー2勝目をあげた。その後の試合でもトップ10に入る活躍をみせている。ダイセル所属。
解説=赤坂友昭
●あかさか・ともあき/1985年生まれ、福岡県出身。選手として活動後、ゴルフコーチに転向。東京・三鷹市の東京ゴルフスタジオ、新宿区のトータルゴルフフィットネスにて、プロ、アマチュア、ジュニアなどのレッスンを行っている。
写真=相田克己、田中宏幸
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