“正しいダウンスイング”はどっち？「NGな動き」があった…!? 吉本コーチがレッスン

アイアンはスイングもクラブもカッコよさが大事！今回は、吉本プロに正しくてカッコいいダウンスイングのコツを教えていただきました。

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左ヒザを伸ばしつつ左カカトに乗って腰を回転させる

ダウンスイング以降で大事なのは、左カカトに乗っていくことです。バックスイングとは反対に、左腰を背中側に動かしていきます。よく「左ツマ先側に踏み込んでから回転」という指導がありますが、多くのアマチュアはこれでは回転が間に合いません。

左カカト方向に乗っていくことで左腰が切れ上がり、左ヒザは伸びます。「左のカベ」は意識せず、左足のツマ先側がめくれるくらい思い切ってカカトを踏んでOKです。左ヒザが伸びてお尻が上がれば相対的に頭が下がるので、前傾姿勢もキープできます。

このとき右足は内側に倒すイメージ。インパクトまで右足の土踏まず側を地面にくっつけておきましょう。

切り返しの直後から、左ヒザを伸ばしつつ左足のカカト側に乗っていくことで回転を促進する

前傾を維持するにはお尻の位置が上がるイメージが有効。左ヒザが伸び、右腰が切れ上がればお尻が上がり、結果的に頭も下がる

お尻が下がると頭が上がって上体が起き上がり、手元も浮いてダフリやすい

ダウンスイングでは右足を内側に倒していく。右足の内側が線で接地したままインパクトを迎えるイメージをもとう

右足のツマ先を踏むと右足がねじれ、体の右サイドが出てカット軌道になってしまう

いかがでしたか？　今回のレッスンを参考に、カッコいいダウンスイングを手に入れましょう。

レッスン＝吉本巧

●よしもと・たくみ／1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で渡米し20歳のときにアメリカでプロ資格を取得。現在は「銀座ゴルフアカデミー」を主宰し、アマチュア指導に注力。

写真=田中宏幸
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ（アコーディア・ゴルフ）