構えを変えるだけで「+20ヤード」!飛ばせるアドレスを飯島茜プロが解説

アマチュアレッスンが好評の飯島茜プロに「自分はもうこれ以上は飛ばない」と、飛ばしをあきらめている人へのレッスンをオファーしました。

飛ばないのは、バックスイングやダウンスイングが窮屈になっているせいだとか。それを直すポイントを伝授してくれました。

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飛ばせるアドレスは少しだけハンドファースト!

2年のブランクで、すっかり飛ばなくなってしまった身長151センチの飯島プロの妹のドライバーの飛距離を、たった数分で180ヤードから200ヤードまで伸ばしたレッスンがコレ。

飛ばない原因は、バックスイングやダウンスイングを窮屈にしてしまっている構え方にあり、スピードが上がらないだけでなく、芯に当たらないスイングの乱れも出てしまう。

飯島いわく「ドライバーも少しハンドファーストで構える。それによって自然と2カ所がよくなります」。飛ばないアマチュアは、まずは構え方から改めよう!

【Lesson】実際に構えを確認しよう!

〇飛ばせる構え

少しハンドファーストにすると…

右ヒジが軽く曲がるとクラブが正しい軌道でスムーズに上がる

少しハンドファーストにすると右ヒジが少し曲がり、右ワキ腹につく。グリップは右手が下にくるが、この「少し曲げる」によって、バックスイングで右ヒジがたたみやすくなってクラブがスムーズに正しい軌道で上がっていく。「スムーズなバックスイングは重要です。トップやダウンスイングの形や軌道がよくなりますからね!」と飯島

6:4の左足体重になると左軸ができて軸が安定、回転もしやすくなる

腰の右側を「後ろに引く」ように動かすと、左軸でもトップまでに体重が右足に乗る

6:4の「右足4」も感じることが大事!

左足荷重にするが、重心を下げて「右足の4」の荷重もしっかり感じてからバックスイングすると、クラブをスムーズに上げられる

✕飛ばない構え

手が体の真ん中、シャフトが真っすぐ、右腕が前、右ヒジが伸びている

クラブがスムーズに上がらないと体を揺さぶりがち。右へのスエーが起こってしまう(×)

窮屈だと過度にインやアウトにクラブが上げてしまうので、軌道のズレが出やすい(×)

自分目線ではシャフトが「真っすぐ見える」が〇

飛ぶ構えは、ドライバーはボール位置が左寄りで手元をハンドファーストにするため、自分の目線で見たときはシャフトが真っすぐに見えるのが〇。手元が真ん中(写真左)やハンドファーストがきつすぎる(写真中)と、シャフトが傾いて見える

いかがでしたか? 飯島プロを参考に、飛ばせるアドレスを習得してみましょう。

レッスン=飯島 茜

●いいじま・あかね/1983年生まれ、千葉県出身。155cm。05年にプロ入り。国内メジャーを含むツアー通算7勝。現在は千葉県市原市の森永高滝ゴルフアカデミー、東宝調布スポーツパークでのレッスンやYouTubeで「飯島茜のゴルフちゃんねる」を配信中。サーフビバレッジ所属。

写真=中野義昌
協力=森永高滝カントリー倶楽部、ONEWAY GOLF CLUB

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