【アプローチ】ウェッジは3本派?4本派?石井忍プロが“セッティング”を解説
ウエッジのロフトを考えるときは、14本のセッティングのなかに何本のウエッジを入れ、そのロフトセッティングをどうするかも重要です。
今回は石井忍プロにウエッジのセッティングについて教えてもらいました。
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14本のなかでのウエッジ・セッティングを考える
昔のPWはロフトが46~48度だったので、その下はAW、SWの2本でカバーできましたが、最近のPWは44~45度のものが主流。
こうなると、従来のスタンダードであった52度のAWと58度のSWの2本だけでは補えなくなりつつあります。そのため、ウエッジを1本増やしてウエッジ4本態勢にするのが理にかなっていると私は思います。
このとき、それぞれのウエッジにどういう役割をもたせるかが重要。ショット用のウエッジとして48~50度の「第二のAW」を入れればロフトピッチをそろえやすいですし、100ヤードぴったり打てるギャップウエッジを1本足すのもおもしろいでしょう。
また、ピッチ&ラン用の56度とピッチショット用の60度というように、SW2本という選択肢もあります。このセッティングがハマれば、ウエッジワークが一気にやさしくなりますよ。
レッスン=石井忍
●いしい・しのぶ/プロゴルファー。日本大学ゴルフ部を経て、1998年プロ入りし、翌年からツアーに参戦。2010年にコーチに転身。トッププロの指導にあたるとともに、千葉と東京神保町でエースゴルフクラブを主宰。アマチュアに向けて、その経験を活かしたレッスン活動も展開している。