2勝目・堀琴音、“優勝”に導いたスイングの秘密を語る!「安定してフェードを…」
「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」にて、ツアー2勝目を飾った堀琴音プロ。そんな堀プロに、ご自身のスイング写真を見てもらって、どこを意識して振っているのかを解説してもらいました。
プロがどんなところを気にしているのか、スイングのイメージなども教えていただいたので、参考になること間違いなしです。
トップを高くしてアウトサイド・イン軌道で打っています
自分でいうのもなんですが、結構特徴があるスイングだと思います。一番はノーコックスイング。後方から見るとよくわかりますね。
持ち球はフェードなのですが、ノーコックで高いトップから、アウトサイド・インに振り下ろすようにスイングしています。高い位置に上げてから下ろすというイメージどおりのスイングです。この高いトップは、安定してフェードを打つにはどうすべきか考えた末にこの形にいたりました。
オフ期間は筋トレに力を入れている
昨年の後半戦は、疲れてくると上体が前に突っ込んで、打球が右に曲がりすぎてしまうことがありました。これは右サイドでクラブをさばくようにして注意しています。
ほかには今年のオフ期間は体幹と腹筋を中心に鍛えています。鍛えているといっても重りを持つなど、軽いウエイトトレーニングばかりですけどね。まだ、効果が出ている実感はないですが、春先が楽しみです。あとは少しスピン量を減らそうと思っているので、そこはクラブの性能に助けてもらおうと調整中です。
独特なスイングですが、昔からのスイングなので、これからもあまり大きくは変えずにプレーしていこうと思っています!
いかがでしたか? 堀プロがご自身でスイングの秘密を語ってくれました。堀プロのスイングを参考にしてみてくださいね。
解説=堀琴音
●ほり・ことね/1996年生まれ、徳島県出身。163cm。20-21年シーズンはニッポンハムレディスでツアー初優勝を果たす。そのほかにもアース・モンダミンカップで4位タイ、ニトリレディスで3位タイに入った。2022年は「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」にてツアー2勝目を飾った。ダイセル所属。
写真=田中宏幸 協力=浜野ゴルフクラブ