朝イチの緊張をほぐす“素振り”とは?西山ゆかりプロが徹底解説!

朝イチのティーショットは緊張しますよね。カラダが固くなっていつもの動きができずにミスをしてしまう人も多いはず。

そこで今回は西山ゆかりプロに、朝イチのティーショットで気を付けるポイントを解説してもらいました! ぜひ、チェックしてくださいね!

素振りで視界良好のフィニッシュを作り本番でそれを再現する

久しぶりにコースに行くと緊張しますよね。とりわけ1番ホールのティーショットは、緊張感が増してうまく当たりません。それはインパクトで体の回転が止まり、手先でクラブを振り上げてしまうため。このタイプの人はフィニッシュで顔と腕が重なり、前(目標)が見えなくなります。

顔が隠れないのは体の回転が止まらずに同調性の高いスイングができている証し

そこで緊張しているときほど、顔が隠れないフィニッシュを作りましょう。素振りで体の回転に合わせてクラブを左に振り抜き、視界良好のフィニッシュを作ったら、本番でこの形を再現します。腰の左側をしっかり回せば、インパクトの詰まりが解消しミート率がよくなりますよ。

体の回転が止まり手だけで振ると顔と右腕が重なってしまう

腰の左側を回すと手の通り道ができる

体の回転を止めないために、さらに気を付けるべきなのは“腰”と西山プロ。

ダウンスイング以降、腰の左側を積極的に回すことが大切。手の通り道ができ、クラブを左にしっかり振れる

体の回転が止まると手が上がる

緊張して体の回転が止まると、腰の左側がカベになり、インパクトが詰まってしまう。これがミスヒットの大きな原因

体の回転に合わせてクラブを左に振る

体の回転と腕の振りを同調させて、クラブを体の左サイドに振り抜けば、視界良好のフィニッシュが完成する

いかがでしたか?西山プロのアドバイスを参考にしてスコアアップに役立ててくださいね!

レッスン=西山ゆかり

●にしやま・ゆかり/1982年生まれ、神奈川県出身。162㎝。08年にプロ入りし、15年のmeijiカップでツアー初優勝。17年のバンテリンレディスで2勝目をあげた。昨季はホールインワンで500万円を獲得!フリー。

構成=小山俊正、鈴木康介、編集部
写真=圓岡紀夫、相田克己、中野義昌、高橋淳司

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