
どっちに立つのが正解?ティーショットを成功させるプロテク
エリアによっては、難関に感じる場所は必ずあります。事前のエリアチェックとテクニックで超えられるでしょう。今回は、ティーイングエリアを上手に使いこなすプロテクをレッスン!
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NGサイドが広く使えるので安心

右のNGゾーンから遠い左サイドに立つことで、ミスした場合の保険になる。最悪、左へのミスは許容する覚悟をもとう
片側にOBや池があるなど、視覚的にプレッシャーのかかるティーショットは、基本的にはティーイングエリアの危険ゾーンから遠いサイドに立って、フェアウェイの端を「平行」に真っすぐ狙うのがオススメです。こう立つことで、NGサイドでも広く見えて視覚的な安心感を得やすく、ミスした場合のマージンも大きくとれます。
ティーアップする前に、ティーイングエリアの右と左に立って、視界のチェックを行なう習慣をつけましょう。NGサイドを避けるように対角線に立つと、狙うラインが斜めになって、その延長線が林や別のNGゾーンになりやすい。反射的にそこを避けて、球が曲がったり逆球が出やすくなってしまいます。
〝斜め〞に構えると反応で思わぬミスが出る

コースを対角線に使って「斜め」に構えると、ターゲットに真っすぐ構えるのが難しくなる。スイングにも、ミスを誘発する悪い反応が出やすくなってしまう
イヤなゾーンの反対側のフェアウェイと平行に立つ

基本はNGゾーンの反対側に立ってフェアウェイを広く使うことで、ミスしてもNGゾーンに届かない状況を作る。あまりにも違和感が強い場合はあきらめて、思い切って番手を下げる選択を
Point! 左右両方から見てみて安心なほうに立つ

構える前にティーイングエリアの左右両方から景色を見て、安心感のあるほうに構える習慣をつけよう
いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習してみてください!

レッスン=福住尚将
●ふくずみ・なおゆき/1978年生まれ、東京都出身。174㎝、80㎏。大学卒業後、ツアープロへの道を進み、現在は会社経営とアマチュアレッスンの両方を務めるビジネスマンプロゴルファーとして活動。
構成=鈴木康介
写真=中野義昌
協力=南茂原カントリークラブ
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