
ボールを遠くに飛ばす“美スイング”!宮田成華が3つのポイントを解説
ツアー屈指のビューティフルスインガー・宮田成華の連載がスタート!
美しいだけでなくボールを遠くに飛ばせるスイングを4回に分けて解説&レッスン。
アマチュアがマネるなら、ズバリ! 宮田スイングです!
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POINT1 ワキを〝閉じる〞は×〝締める〞は⚪︎

POINT2 アドレス時の手首の角度をキープ

「スイング中、手首の角度を変えない意識で振ると腕を長く使えます」と宮田。手首を曲げると、クラブヘッドが体に近づきスイングアークは小さくなってしまう(×)
POINT3 「スイングアーク大」の秘けつは肩関節を外旋させてワキを〝あける〞

両肩関節の外旋がキープできれば、前腕が内旋したり、ワキがあいてしまってもいいそうだ。
クラブヘッドを体からなるべく遠く離してスイングアークを大きくするとき、一般的にワキを“あける”ことはNGとされている。しかし、宮田は「ワキがあくのは気にしていません。でも、ワキをゆるめるのはダメです」という。このふたつの言葉の意味の差は“肩関節の外旋”の有無にある。
アドレスで胸を開くように両肩から腕を外旋させると、向かい合っていた両ヒジの裏側が体の正面を向く。スイング中にこの状態をキープすると、自然に両腕が伸び、結果的にスイングアークは大きくなる。これは、宮田のコーチが日本の伝統的な武道の動きを学び、着想を得たとのことだ。

バックスイング

腕を伸ばすときの注意点。腕を長く使おうとして体ごとスエーするのは軸がブレてしまうので×
ダウンスイング

体が目標方向に突っ込んでしまうダウンスイングも×。腕が伸ばせても、振り遅れやすくなる

いかがでしたか? ワキを締めて、アドレスをキープして、美しいスイングを目指しましょう!

レッスン=宮田成華
●みやた・なるは/1997年生まれ、東京都出身。165cm。19年のプロテストに合格。プロ仲間からも称賛される美的スイングの持ち主。24年はブリヂストンレディス7位タイなどで、初優勝が期待される選手。日立建機所属。
構成=岡田豪太
写真=田中宏幸
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