鏡を見ながら球を打つ!パットの悪いクセを直す方法を解説

プロのパッティング練習は「何をどうしたいか」課題をもって打っている。アマチュアはどんな課題をもって練習すればいいのか?ツアープロもやっている必ず上達する練習法を伝授する。

【関連記事】原英莉花のフォローのフェースに注目!どこを向いているかで球筋を操作できる

クラブハウスのガラスでもチェックできる

まずはアドレスのバランスをチェック
全体のバランスだけでなく右肩や手の位置なども点検

練習場にある大きな鏡や、クラブハウスのガラスなど反射するものがあったら、僕はそれと正対し、アドレスとストロークのチェックをします。たとえばアドレスは真っすぐ立っているか、左右のバランスが整っているか、などです。体調によっても体のラインがズレることがあるので、いつものアドレスができているかを点検します。

そしてボールが打てる場所なら、鏡を見ながら打ってみてください。右に傾くクセのある人は、鏡を見たままのほうが軸が安定し、正しいストロークになります。ヘッドがほぼ水平に動いて、フォローで低く出ていればOKです。

鏡を見ながらボールを打てば真っすぐな軸をキープしやすい。ヘッドが地面から離れずにほぼ水平に動くのが理想的

ストロークのバランスをチェックする

ボールを打つ!

振り幅が左右対称か、フォローでヘッドが低く出ているかを点検。鏡を見れば、自分のフォームを客観的に分析でき、修正しやすい

体が右に傾く人が多い

インパクト以降、右に傾いてヘッドが高く上がると、ミスヒットになりやすく、球の転がりも悪くなる

いかがでしたか? ぜひ、鏡を使って練習をしてみましょう!

宮本勝昌
●みやもと・かつまさ/1972年生まれ、静岡県出身。174㎝、76㎏。公式戦の日本シリーズを3度制覇、19年には46歳で中日クラウンズを制するなどツアー通算12勝。ハートンホテル所属。

関連記事一覧