
左腕を伸ばしてスイングしてない?しなりを活かしたスイングになる方法をレッスン
スイングの時に左腕を伸ばしていませんか?「左腕を無理に伸ばすと力が入りすぎて逆効果」と大和田コーチ。今回はスイングの練習方法について初心者にも分かりやすく解説してもらいました。
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左腕を曲げて伸ばすからしなりが生まれる

女子のレギュラーツアーに出場した経験をもつ26歳の大和田。20代前半からレッスン活動をはじめているが、左腕の使い方を教えることが多いそうだ。
「みなさん、すごくガンバって左腕を伸ばそうとしますが、左ヒジを無理に伸ばす必要はありません。確かに若い世代の女子プロや男子のトップ選手は、左ヒジが伸びています。でも、あれはトレーニングをして体の柔軟性を上げないとできないスイング。体が硬いのに左腕を伸ばそうとすると、手首や腕に力が入って逆効果です」
具体的には、どんな逆効果が起こるのか?
「左腕を伸ばす意識があると、アドレスの時点から腕に力が入るので、ヘッドスピードが上がりません。逆に曲げた左ヒジをダウンスイングで伸ばしていけば、腕のしなりを活かしたスイングになります」
腕を伸ばすスイングは体の柔軟性がないと難しい

肩甲骨周辺の柔軟性がないと、左腕を伸ばしたまま上半身を捻転させる動きは難しい。アマチュアは手元が肩の高さまで上がる前に、左ヒジを曲げるスイングが向いている

ハーフウェイダウンでは軽く曲がっている左ヒジをインパクトの瞬間に伸ばす腕のしなりが、ヘッドスピードを上げる
少しひねりながら左ヒジを曲げていく

左腕を内旋(右回転)させながらバックスイング。このときに腕を曲げると、左肩がアゴの下におさまる形も作りやすい
腕が脱力していればダウンスイングが下半身主導になる

左腕を曲げるときにも大事なポイントがある。「左腕を内旋させて(右回転)させて、カーブを描くように曲げるのが理想です。ひねりを少し加えると左ワキも締まるので、腕と体に一体感が生まれます」
手打ちになっている原因も、じつは左腕の使い方にある。「腕を一生懸命に伸ばそうとすると、腕だけが高く上がりすぎてしまう。腕と体の動きがバラバラになって手打ちになるのは、これが原因のひとつです」
また、トップで左ヒジが曲がっていると、ダウンスイングでの下半身の動きが変わってくる。「切り返しが下半身主導になり、踏み込みながら振り下ろせるので力強さが全然違います」
タイガー・ウッズや渋野日向子は左腕をピンと伸ばしているが、アマチュアにとっては左ヒジを曲げたほうがメリットは多そうだ。
腕が体から離れないので手打ちにならない!

早いタイミングで左腕を曲げていけば、手元が体から離れないので腕と体に一体感が出る。左腕をカーブさせながら曲げることで、左ワキが締まった状態のトップを作れる

左腕を伸ばそうとすると、腕が高く上がるほど手元が体から離れすぎてしまい、ヘッドが遠回りしたバックスイングになる。腕と体がバラバラに動くので手打ちになりやすい
左手の甲を目標に向ける

ダウンスイングで左腕をしならせるときは、左手の甲を目標方向に向けることで方向性が安定。左手甲を急激にインサイドに向けてしまうとヒッカケのミスが出やすい
【ドリル】タオルを挟んで片手打ち

左腕をカーブさせながら曲げる動きは、左ワキにタオルを挟んで片手で打つ練習がオススメ。ハーフスイングで、フィニッシュまでタオルを落とさない素振りを繰り返す
いかがでしたか? このレッスンを参考にテクニックを磨いていきましょう。

大和田沙羅
●おおわだ・さら/1994年生まれ。2013年のエリエールレディースオープンなど、女子ツアーの出場経験があり、現在は本八幡駅前ゴルフクラブ(☎047-318-3025)でレッスン活動を行っている。
構成=野中真一
写真=相田克己
協力=本八幡駅前ゴルフクラブ
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