朝イチショットの正しい構えとは?打つ前の準備をプロが解説

「なかなかうまくならない」「練習やラウンドもモチベーションが上がらない」。

そんなゴルファーたちにステキな笑顔でゴルフが楽しくなる上達法を教えてくれるのが“ときめきワンポイントレッスン”。

今月は矢澤未羽さんの登場です。

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冬場の朝イチからナイスショットを打つポイントは「構え」と「準備」だけ!

通常のスタンス幅(左写真)冬場のスタンス幅(右写真)

朝は寒さでどうしても体が硬まってしまうので、いつもどおりのスイングができません。そこで、体が回転しやすいスタンス幅を狭くした構えをとりましょう。右足を通常よりも靴1足ぶん左足側に寄せる。

ボール位置は通常と同じでOKです。これだけでバックスイングで体が回りやすくなり、自然と力も抜けるのでスムーズにスイングできます。

クローズスタンスも有効です!
最初の2、3ホールはとくに体が動きにくいので、右足を少しうしろへ引くクローズスタンスにしたり、右足のツマ先をやや右外側へ向けるアレンジをすると、さらにバックスイングがスムーズになる

寒い時季は厚着をしているので、トップも普段より浅くなりがち。スタート前にどのくらいまでトップを深くできるのか「今日のトップのMAXポジション」を確認しておくことも重要です。スイング全体が小さくなるとテンポも早くなりがちなので、通常よりもトップが小さいと感じたら、いつもよりゆったり振るイメージをもつとナイスショットが打てますよ。

通常のトップ(左写真)厚着のときのトップ(右写真)
「グリップをカイロで温めるのもオススメです!」と矢澤。寒さで硬くなったグリップをカイロで温めるとゴムがやわらかさを取り戻しフィット感がよくなるので、グリップと手の一体感が増す

いかがでしたか? 寒い時期にゴルフをするときは参考にしてみてください。

矢澤未羽
●やざわ・みう/静岡県出身。プロゴルファーの父をもち、キャディを務めた経験もある。現在はティーチングプロとして活動しながら浜名湖カントリークラブ所属の研修生として腕を磨く。LPGAティーチングプロA級資格取得中。
【Instagram】miu830golf

写真=竹田誉之
協力=エースゴルフクラブ赤坂

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