アプローチでミスを防ぐ打ち方!「ヘッドの最下点はボールの先」

「冬のアプローチは、滑らせる打ち方がカギ!」硬い地面でもミスを防ぐ冬用テクニックをマスターしよう。

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ヘッドの最下点はボールの先

仮想ボールを打つイメージをもつと、入射角は鈍角、ヘッド軌道もストレートになる

練習では3つのボールを並べて打つヘッドを滑らせて払い打つには、フォローの軌道が大切です。

私がレッスンで教えるのは、ボールの先に2つの仮想ボールを想定して打つイメージ。仮想ボールの間隔はボール2個ぶん(約8センチ)くらいです。

ひとつめの仮想ボールは、ヘッドの最下点の目安にします。最下点を本球とひとつめの仮想ボールの中間くらいにすると理想的なシャロー軌道になります。そこからヘッドを滑らせて、2つめの仮想ボールを打てる軌道になれば低いフォローが完成する。

練習では実際に3つのボールを並べて、約15センチ先にあるふたつ目の仮想ボールまで打ってください。


短いアプローチでも右足を動かすと手打ちにならない
アプローチでも下半身を使い、右ヒザを左に送ると手元を低く長く動かせる

ヒジを曲げてしまうとヘッドが高くなって払い打ちにならないので、両腕を伸ばしたままフォローを出す

フェースを返さず 低く・長いインパクトゾーンを作る
払い打ちのアプローチは、フォローまでフェースを返さないほうがザックリやダフリを防げる。

いかがでしたか?ヘッドを滑らせる感覚を身につけ、冬のコースでも安定したアプローチを!

レッスン=高橋佑弥
●たかはし・ゆうや/1997年生まれ、宮城県出身。東北高校ゴルフ部時代に全国大会で団体優勝。中央学院大学を経て、プロゴルファーに。イトマンスポーツスクエア南柏店などでレッスン活動を行なっている。

構成=野中真一
写真=小林司
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)

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