
冬のアプローチの正しい打ち方!「超・鈍角&ノーコック」で払い打つ
冬のアプローチはザックリ、ダフリのミスが出やすい。それを解決するには、夏とは違う「冬用のアプローチ」を覚えて練習をすることが必要だ!
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冬は手首を使うとザックリしてしまう

夏はヘッドをボールの下に潜らせて打つことができますが、冬はヘッドを滑らせて打ちましょう。
鋭角に打ち込むのはNGで、冬はなるべくダウンスイング時のヘッドの入射角を鈍角にしたシャロー、ゆるやかな軌道で打つのが理想です。
アプローチではボール位置をセンターより右にする人が多いのですが、冬はセンターより左側にしたほうが払い打ちしやすいです。
気をつけないといけないのは、手首の使い方。夏は手首のコッキングを利用してボールを拾うアプローチもアリですが、冬に同じことをするとザックリしやすい。冬は手首の角度をキープしたまま、ノーコックで打つほうが安全です。

ボール位置をセンターより右側にすると鋭角に打ち込んでしまう。左足の内側にセットするとシャローに打ち込みやすい。

バックスイングでヘッドを高く上げないようにすると、アドレスからトップまで手首の角度をキープできる。

ダウンスイングの入射角が鋭角になってしまう。

冬は鋭角に入れると地面に弾かれる。
夏の芝は鋭角なダウンブローでボールの少し手前にヘッドが入ってもセーフになるが、冬は同じ入射角だとザックリする。
いかがでしたか?このレッスンを参考に、夏と冬でアプローチを打ち分けてみましょう!

レッスン=高橋佑弥
●たかはし・ゆうや/1997年生まれ、宮城県出身。東北高校ゴルフ部時代に全国大会で団体優勝。中央学院大学を経て、プロゴルファーに。イトマンスポーツスクエア南柏店などでレッスン活動を行なっている。
構成=野中真一
写真=小林司
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)